とくにノートパソコンは、狭い内部スペースに部品が詰まっているので熱がこもりやすく、そのまま使い続けると様々なトラブルの原因となります。ノートパソコンを熱から守るには、冷却が非常に重要です。
冷却パッドや冷却台などの冷却グッズが市販されていますが、果たして効果はあるのでしょうか?
また、簡単にできる熱対策はないか調べてみました。
※掲載価格はすべて税込です。
市販の冷却グッズの評判
冷却パッド(冷却シート)
ノートパソコンの底にジェルの入ったシートを貼っておくと、熱を逃がしてくれます。パソコンに貼る湿布のようなものです。軽量なので外でパソコンを使う人にはおすすめです。
ただ、気になるのが、「効果があった」という口コミがあまり見られないことです。
本当に効果があるのかはっきりしないので、1,500円~4,000円出して購入するのは、ちょっとためらいます。
冷却台
ファン(扇風機)が付いた、ノートパソコンの下に置く台です。デザインや素材は様々で、好みでファンの位置を変えたり、台の角度が調節できる、いろんな製品が出ています。ノンブランドの安い冷却台もありますが、一般的には5,000円~1万円が相場です。
冷却台は直接パソコンの温度を下げるというよりも、風通しを良くして熱い空気を放出させるものです。
使った人からの評判は、「効果があった」という意見が多くて、冷却パッドよりは期待が持てます。
残念な口コミとしては、「ファンの音が気になる」「持ち運べない」といったものがありました。
自分で作る冷却グッズ
冷却台で効果があるのなら、私もぜひ使ってみたいところですが、それなりにいいお値段なので迷います。そこで、お金をかけずに身の回りのものを使ってできる冷却方法はないか考えてみました。
保冷剤やアイスノンを使ったらどうだろう?
手っ取り早く冷やす方法として1番に思いついたのは、保冷剤とアイスノンです。ですが、これはダメです。絶対にやってはいけません。冷え冷えの保冷剤の上に、高温状態のノートパソコンを乗せると、温度差で結露が発生します。内部の部品に結露が付くと電気回路がショートして、パソコンが壊れてしまいます。
調べてみると、実際に保冷剤を使ってパソコンの調子が悪くなったという人が結構いました。
冷却台の原理をマネしてみよう
ノートパソコンの下に空気の通り道を作り、ファンを使って熱を逃がしてやる、冷却台の原理を身近にあるもので再現してみました。■ 準備
- 100円ショップで買ってきたカゴ(底が網目になっているもの)
- USB扇風機
用意したものは、この2つだけです。
はい、3秒で冷却台が完成です!
市販品のようにお洒落なデザインではありませんが、【0円&3秒】でできるなら、これもアリではないでしょうか?
実際に活用するなら、もっと安定感のあるもので、できれば素材は熱伝導性のあるアルミ製がいいと思います。
まとめ
ノートパソコン内部に熱がこもると、様々なトラブルの原因となります。冷却グッズを使うのも一つの手ですが、
- 長時間の連続使用を避ける
- 室温を下げる
- ノートパソコンの掃除をこまめに行う
ノートパソコンの掃除方法は、別ページで説明しています。
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