女性だって安心してお金を借りたい
冠婚葬祭は女性男性あまり変わりはないですが、急遽まとまったお金が必要になるときが多いですね。ところが手元にはそれほどお金がない、どうしようと悩んだときにキャッシングが頭を過ぎります。
でもちょっと抵抗があると感じる女性は多いらしく、キャッシングやカードローンでお金を借りることは悪いことではないと理解しているのに、「本当にいいのかな」と不安に思うのです。どうぞご安心ください。
テレビや雑誌、新聞などで見かける有名な金融会社はどこも法律を守って正しく運営しています。利用者を騙すようなことはありません。ですから、利用する側が悪質な業者に騙されないよう気をつければいいだけなのです。
ここでは、女性が安心してお金を借りることができる役立つ情報をいくつか紹介していきます。この記事さえ読めば、「お金を借りるのは悪いことではない」ということが分かり、正しい業者の選び方やお金の借り方が身につきます。
レディースキャッシングのメリットとデメリット
女性向けの貸付方法は、「レディースキャッシング」と呼ばれ、消費者金融をメインに用意されていることが大半です。基本的には普通のキャッシングと同じサービスで、金利や限度額も変わりません。
メリットは女性の担当者が対応してくれることで、お金を借りる不安を取り除いてくれます。借り入れ理由は男性に話しにくいものもあるので、そんな女性を応援してくれます。デメリットとしては限度額が低い場合があることです。
例えばアイフルの女性向け貸付「SuLaLi」は、限度額が10万円に決まっています。少し足りない場合は普通のキャッシングを契約することになるので、2度申し込むことがデメリットと言えます。しかし一般的なキャッシング同様、大きなデメリットはないので、これから女性が安心してお金を借りる方法を紹介していきます。
やはり女性向けに作られたサービスなので、女性に優しいキャッシングであることは間違いありません。そのため、パートなどで収入が低くても借入が可能というのは大きなメリットのひとつではないでしょうか。
もちろん従業員がすべて女性というのも安心材料のひとつになっていますね。それから比較的金利が低いと言われています。大きな差はないものの、その小さな差が塵も積もれば、ということで通常のキャッシングよりレディスローンがオススメなのです。
そしてデメリットについてですが、実はデメリットがほとんどないという特徴があるのもレディスローンなのです。もちろん、中には悪質な業者も存在しているので、騙されないこと!、ここに気をつける必要はあります。
女性がお金を借りる場合、知名度が高いキャッシング業者のレディスローンなら問題ありません。
女性に優しい金融機関はどこ?
最近の金融機関は、女性専用の「レディースキャッシング」というものを提供しています。特に消費者金融はこの分野に力を入れており、以下の消費者金融では女性がお金を借りやすいサービスを提供しています。
レディースキャッシングを提供している消費者金融
・アコム
・プロミス
・レイクALSA
・アイフル
各社のレディースキャッシングの内容は以下の通りです。
アコムのレディースキャッシングの内容
アコムでは女性専用ダイヤルを用意しており、女性オペレーターが対応してくれます。夜間や混雑時は男性オペレーターが対応する可能性があるとしているので、混雑時を避けて平日の日中などに電話することをオススメします。
他には、ローンカードのデザインをシンプルにすることで、財布の中に入れていても目立ちにくいような配慮がされています。具体的には、カード表面に「アコム」という表記がないというもので、一見何のカードかわからないようになっています。
プロミスのレディースキャッシングの内容
プロミスのレディースキャッシングは、女性が対応する「女性専用ダイヤル」を用意するというもの。Webからの申し込みにも対応しています。振込キャッシングに対応しているので、その日のうちにお金を借りることもできます。安定した収入があれば、主婦やアルバイトでも申込みが可能です。
レイクALSAのレディースキャッシングの内容
レイクALSAのレディースキャッシングも、メインは女性専用ダイヤルを設置するというもの。夜間や混雑時は男性オペレーターが対応する可能性があるとしているので、平日の日中など空いている時間に電話をかけるのがオススメです。レイクALSAは、カードレスキャッシングに対応しているのも女性が利用しやすい理由の一つです。
スマホアプリをインストールすればローンカードがなくてもお金が借りられるので、カードローンを契約していることがバレにくくなっています。貸付条件などは、レイクALSAの一般的なキャッシングと変わりません。
アイフルのレディースキャッシングの内容
アイフルにも、女性オペレーターが対応する女性専用ダイヤルが設置されています。限度額10万円までの低額融資であれば、女性専用の「SuLaLi」というカードローンも用意されています。SuLaLiの特徴は他人にバレにくいことで、ローンカードも専用デザインを採用しています。女性オペレーターによる対応はもちろん、返済を忘れてしまった場合は電話ではなくメールで連絡をくれるなど、徹底した女性目線であることが特徴です。
借入金が10万円以上が希望の場合は女性専用ダイヤルで通常のカードローンを契約し、10万円以下なら来店不要のSuLaLiを利用しましょう。
女性専用のキャッシングは普通のキャッシングと何が違うの?
前章で紹介したレディースキャッシングですが、基本的には普通のキャッシングと違いはありません。唯一の違いは受付や担当してくれる方すべてが女性なという点。
各社が女性専用ダイヤルを設置して、女性オペレーターが対応してくれるようにしているのです。これなら「男性だと心配」、「在籍確認が男性だと怪しまれる」という不安が解消されます。ただし混雑時や夜間は男性オペレーターが対応する可能性があるとされているので、確実に女性に対応してもらいたい場合は平日の日中に利用しましょう。
この女性専用ダイヤルは問い合わせ窓口も兼ねていて、お金を借りる上で心配なことを相談することができます。打ち明けにくいお金の悩みも、同性なら安心です。
それ以外に大きな違いがもうひとつ、普通のキャッシングは男性も女性も申し込めますが、レディスローンは女性しか申し込むことができません。男性の申し込みは一切受け付けていないのです。
例えばアイフルの「SuLaLi」では、顔を撮影した写真を添付する必要があります。これで女性であることを証明するのです。安心して女性が利用できるように、このような配慮がされています。
なぜ女性の間でレディスローンが支持されているか、これでお分かりいただけたでしょうか。お金を借りるときは色々不安に思うこともありますが、このようにしてひとつずつ問題解決していきましょう。
専業主婦やパートの女性でもお金を借りることはできる?
女性でも利用できるキャッシングがあると聞いて安心したものの、「専業主婦やパートは利用できる?」という疑問は残ります。ここでは、専業主婦やパートはお金を借りられるのかどうかを紹介していきます。
専業主婦は「借り入れできない」
専業主婦は金融機関から見ると「収入のない人」となります。銀行消費者金融問わず、審査基準で大事にしているのは「本人に安定した収入があること」です。つまり、一番大事な基準を満たしていないということになり、お金を借りることができないのです。
その上、消費者金融は総量規制というものがあり、「年収の1/3以上は貸し出しできない」というルールの下で営業しています。収入がなければ貸し出しできないのはそれが理由です。銀行であればその規制はないため、収入がない専業主婦でも借入ができる可能性があります。
パートやアルバイトは「借り入れできる」
一方、収入が少なかったとしてもパートやアルバイトをしていれば、借り入れは可能です。「本人に安定した収入があること」を満たしているので、審査対象として認められるのです。借り入れできる額は、消費者金融なら年収の1/3以下、銀行でもほぼ同水準と考えて良いでしょう。
ここで何度か「審査」というキーワードが登場しましたが、お金を借りる上で一番外せないのが審査です。そこで次章では、女性は審査で不利になるのかどうかを紹介します。
一番気になる審査のこと、女性は不利になる?
「男性に比べると女性の方がなんとなく信用されにくいような気がする」、と心配になる女性がいるようですが、そのような心配はいますぐ捨てて大丈夫です。お金を借りるときに男性が有利で女性が不利になるということはありません。男性でも女性でも、利用条件をクリアしていれば問題なのです。
ただし、審査にかかる時間のこととなると、男性女性というのではなく業種が関係してくることがあるようです。例えば公務員は収入が高めで安定しているとみなされて、スムーズに審査が通りやすいと言われています。それに比べると自営業の場合は、もちろん条件を満たしていれば問題なく審査は通りますが、公務員に比べると若干時間がかかるケースがあるとのことです。
申し込みに必要な書類を知りたい
審査時間を短縮するなら、必要な書類を事前に用意しておきましょう。本人確認書類は必ず使うので、以下の2点のどちらかを準備しましょう。
- 運転免許証
- 健康保険証
キャッシングの契約は、限度額が50万円以下になるならいずれかがあれば問題ありません。50万円を超える場合は、収入証明書を用意しましょう。
また、アイフルのレディースキャッシング「SuLaLi」は、本人確認書類の他にも「顔写真」が必要です。SuLaLiは普通のキャッシングとは違い、延滞などをしない限り連絡をしないようにしています。そのため、本人確認をより慎重に行っているのです。
即日借入可能なレディースキャッシングはある?
レディースキャッシングは基本的に、対応するオペレーターが女性である点以外は普通の貸付と変わりません。そのため、消費者金融であれば即日融資が可能。午前中に申込みを済ませておけば、その日のうちに現金を受取ることができます。
カードを受け取るタイプのものだと、即日融資を受けるためには振込キャッシングを利用することになります。急いでいる場合、スマホアプリでお金を借りられるタイプのものを契約するのがおすすめ。借り方はとてもカンタンで、セブン銀行のATMで専用アプリを使ってQRコードを読み取るだけです。
借入を職場や家族に知られたくない
お金を借りるときに気になるのが、家族や職場の人にバレないかという点です。申し込みをした後、在籍確認というのがあります。これは、申込本人が本当にその職場で働いているのか確認するためです。
もしもこのとき、電話をかけてきた人が業者の名前を名乗ったらバレてしまいますが、安心してください。電話をかけてくる担当者は自身の名前を伝えます。そのため、業者の名前が在籍確認でバレる心配はないのです。
レディスローンの場合、スタッフはすべて女性です。女性が女性に電話をかけてくるのですから、まさか「浮気相手が電話をかけてきた?」などと疑われる心配もありません。余計な詮索をされずに済むので安心ですね。
女性がお金を借りるときの注意点をチェック
レディスローンでお金を借りるときの注意点として、是非覚えておいてほしいことがあります。
毎月決まった金額を返済していきますが、実は返済の途中で返済額が少なくなる「元金スライドリボルビング方式」という返済方法をとっている業者が多いのです。もちろん違法ではないのですが、少し注意が必要です。
この元金スライドリボルビング方式というのは、「返済途中で月々返済する元金は少なくなるけれど利息はそのまま変わりません」、というシステムです。一瞬「返済が楽になる! 助かる!」と思いがちですがちょっと待ってくださいね。
長い目でみた場合、元金をどんどん減らしていけば余計な利息は払わなくて済むわけですから、もしも毎月1万円ずつ払っていたところ、途中で8,000円でいいですよという流れになっても、そのまま1万円ずつ支払っていくとトータルで見た場合お得なのです。
もちろん、生活が大変な場合は話が別ですが、そうではない限り、それまで支払ってきた金額と同じ額を支払うことで、レディスローンをお得に利用できる、ということを是非覚えておいてください。
あらかじめ返済方法を知っておきたい
返済する際の注意点が分かったところで、どんな返済方法があるのかをしっかり確認しておきましょう。
レディースキャッシングも基本的には普通のキャッシングと同じなので、以下の返済方法が用意されています。
- Web返済
- ATM返済
- 口座引落
- 銀行振込
Web返済というのは会員向けのマイページから、ネットバンクを使って返済するというもの。ATM返済はコンビニや消費者金融設置のATMを使い、カードを入れて返済する方法です。口座引き落としは、予め指定した銀行口座から毎月返済金が引き落とされるというものです。銀行振込は一括返済で使うことが多く、借金全額を振込するというものです。
ここまでの説明を読んでわかるように、普通のキャッシングと何も変わりありません。専用のカードが発行されるので、それを使って返済を行うのです。
女性が安心してお金を借りる方法まとめ
この記事では、女性が安心してお金を借りる方法を紹介してきました。この記事のポイントを箇条書きで確認しましょう。
・女性向けのレディースキャッシングは女性の担当者が付いてくれて安心
・男性には言い出しにくい借り入れ理由も女性オペレーターが対応してくれる
・金利や限度額は普通のキャッシングと変わらない場合がほとんど
・審査は男女で差はなく「本人に安定した収入がある」ことがポイント
・レディースキャッシングも即日融資対応なので、困ったその日にお金が借りられる
キャッシングと言うと男性のイメージが強いですが、女性も利用している人は数多くいます。不安の理由が「男性には借り入れ理由を言いたくない」、「なんとなく怖い」というものですが、消費者金融の多くが女性オペレーターが対応する女性専用ダイヤルをを用意しています。
お金の借り方も相談でき、書類もアプリで提出できるので、誰にも会わずにキャッシングの契約が可能。契約だけなら年会費も入会金もかからないので、借りたお金の利息だけ支払えばよいのです。
「借金って怖い」という心理が働き、手を出しにくいのがキャッシングですが、しっかり内容を知ればそうでもないことが分かります。本当に困った時には、一度利用を検討してみることをおすすめします。