お金を借りることができるのは、銀行や消費者金融だけではありません。意外と忘れがちですが、ろうきんでも数多くのローンを扱っています。ろうきんは、働くもの同士で助け合うために資金を出し合って運営されています。営利目的ではないから、お得にお金を借りることができます。肝心なカードローンの内容も、銀行や消費者金融と大差ありません。実はメリットが多いろうきんのカードローン、使えるのであれば積極的に使っていきたいものです。
とはいえ利用方法や審査基準、どんなローンがあるのか全く分からないという人のために、本記事ではろうきんでお金を借りる方法を紹介します。
ろうきんでお金借りる方法
ろうきんでも、銀行や消費者金融と同じようにお金の貸し出しを行っています。目的や借りる金額に合わせて10種類以上のローンから自分に合ったものを選ぶことができます。扱っているローンは以下の通りです。
不動産担保ローン
・住宅ローン(限度額:1億円)
・有担保フリーローン(限度額:1億円)
・フラット35(限度額:8,000万円)
・借り換えローン(限度額:5,000万円)
自宅の購入やリフォームでお金を借りるのであれば、不動産担保ローンを使いましょう。労金では、近年人気の高い「フラット35」も扱っているのがポイントです。労金の住宅ローンと有担保フリーローンなら限度額が1億円まであるので、マイホームの購入や増改築にも十分対応できます。有担保フリーローンは、事業資金でなければ別の用途でもお金を借りることができます。労金の不動産担保ローンは、担保に入れる不動産を所有している、または購入予定の不動産を担保に入れるのであれば利用できます。
無担保ローン
・教育ローン(限度額:1,000万円)
・リフォームローン(限度額:1,000万円)
・カーライフローン(限度額:500万円)
・福祉ローン(限度額:500万円)
・フリーローン(限度額:500万円)
・マイプラン(限度額:300万円)
・育児支援ローン(限度額:100万円)
労金の無担保ローンは以上の7種類。限度額は100〜1,000万円までと幅があるのが特徴です。教育や自宅のリフォームなどでお金を借りる場合は、両方とも1,000万円を限度にローンが組めます。自動車の購入に使えるマイカーローンは無担保で500万円まで借りることができます。フリーローンも500万円まで借りることができるのがポイントです。このことから分かるように、労金のローンの種類や限度額は銀行と遜色ありません。
そして、労金にもカードローンが用意されています。マイプランと呼ばれるこのローンは、300万円を限度に自由な用途でお金を借りることができるのです。しかも、営利目的ではないため低金利で利用できるのです。次章で、カードローンを使ってろうきんからお金を借りる方法をまとめていきます。
ろうきんのマイプランはどんなローンなの?
労金の「マイプラン」は低金利が特徴のカードローンです。最高金利でも8.475%という低水準で、銀行カードローンの平均金利の半分程度という驚異的な低金利であることが最大の特徴です。さらに、ろうきんでは3種類の会員種別を設けており、その種別に応じて金利が下がるシステムを採用。マイプランを利用する上で、この会員種別は非常に大事な情報なので覚えておきましょう。
ろうきんの3つの会員種別
1.団体会員の構成員
2.生協会員の組合員および同一生計家族
3.一般の労働者
それぞれ金利が変わるので、会員種別の説明と金利について詳しく説明をしていきます。
1.団体会員の構成員
金利:3.875%~年7.075%
労金は会員が出資をして運営している団体です。団体会員の構成員とは、その出資をしている会員のことを指します。しかし、本人が直接出資しているわけではなく、勤め先などの労働組合が労金に出資いていればいいのです。勤務先の会社や地方公務員、国家公務員の団体に属している構成員がこれに該当します。
団体会員はろうきんにとって一番のお得意様のようなもの。最も低金利でお金を借りることができる上、審査においても優遇されます。自身の勤務先がろうきんの団体に入っているなら、真っ先にお金を借りる先として検討して良いでしょう。
2.生協会員の組合員および同一生計家族
金利:4.055%~年7.255%
上と同じく、生協の組合員でも労金から低金利でお金を借りることができます。所属している生協が、「労金に出資している」、「生協組合融資制度を導入している」という2つの条件を満たしていれば、その組合員である本人と生計を共にする家族がこれに該当します。
団体会員の次にお得にお金を借りることができるのが生協会員です。ろうきんでお金を借りる時に生協の会員になることもでき、近くの生協で出資金(1,000円程度)を支払えば生協会員になれます。金利を下げるために1,000円払うと考えれば痛い出費ではなさそうです。
3.一般の労働者
金利:5.275%~年8.475%
全国にある労金の管轄地域内に勤めている、または住んでいる人の事を指します。その中でも、上2つの組合員ではない、一般の労働者がこれに該当します。
3つの中で最も金利が高くなってしまいますが、それでも最高金利は年8.475%です。銀行や消費者金融に比べても十分低金利と言えるでしょう。
それぞれ、会員の種別に応じて金利が異なるのがろうきんカードローンの特徴です。自分が労金のどの会員に属しているのかは、勤めている会社に聞いてみたり、窓口に問い合わせてみましょう。どこにも属していない場合は、一般の労働者としてお金を借りることになります。その場合は、「ろうきん友の会」に加入する必要があります。ろうきん友の会は、入会金も年会費も無料です。またそれ以外にも、個人会員として労金に加入する方法もあります。こちらは最低出資金が1,000円〜となっているため、ろうきん友の会に加入する方がお得です。ろうきんは全国で支部があり、支部ごとによって一部サービス内容が異なる場合がありますので、必ず自分の住んでいる、または勤め先のある管轄のろうきんがどこであるのかを調べましょう。全国のろうきん支部は下でまとめています。
ろうきんからの借入金利を下げる方法
ろうきんで利用できるカードローンには、10個もの金利引下げ制度があります。全て活用することで最大3.2%の金利引下げが可能。本章では金利を下げる方法を紹介していきます。
それぞれ、下記の条件を満たすことでマイプランの金利が引き下げられます。
・給与振込指定:−1.5%
・2種目以上の公共料金自動支払い:−0.3%
・年金振込指定:−1.5%
・一般財形:−0.3%
・財形年金等:−0.6%
・不動産担保ローン等の利用:−0.6%
・インターネットバンキング利用:−0.6%
・Web通帳:−0.6%
・労金UCカード:−0.3%
・若年者引き下げ:−0.6%
これらの項目から、自分で設定できるものを組み合わせることで、最大3.2%まで金利を引き下げることができます。3.2%を超えるように項目を選んでも、上限が3.2%である点だけは注意しましょう。この金利引下げ制度を最大限活用することで、団体会員の構成員なら3.875%、生協会員なら4.275%、一般の労働者なら5.275%でお金を借りることができます。
給与振込に使う口座をろうきんに設定するだけで−1.5%となるのは大きなメリット。他にもカンタンなことで金利引き下げができるものばかりなので積極的に活用していきましょう。唯一「労金UCカード」に関してはは説明が必要なので、以下に詳細を記します。
労金UCカードとは?
ろうきんUCカードというのは、労金カードサービスが発行しているクレジットカードです。年会費が1,250円かかりますので、−0.3%で安くなる金利とクレジットカードの年会費を比較して、トータルで安くなるようでしたら作ることをおすすめします。ろうきんUCカードは全国のろうきんで作成することができます。
限度額や金利がわかったところで、次章ではカードローン「マイプラン」の利用方法について紹介していきます。
マイプランの利用方法や必要な書類
ろうきんのマイプランを申し込むためには、ホームページから仮審査を申し込む方法と、営業店へ来店して窓口で申し込む方法の2種類があります。ろうきんでお金を借りるためには、まずは先述した会員種別を知っておくことが必須です。必ず、先に自分の会員種別を調べておきましょう。インターネット申込みは以下の申込手順となっています。
インターネットで申し込む方法
1.ホームページで「マイプラン仮審査申込」を選択して、必要事項を入力する
2.仮審査の結果が届く
3.必要書類の提出と本申込み
4.審査通過後、契約
マイプランの仮審査結果はメールまたは電話連絡となっています。手紙で来る可能性もあるので、家族にお金を借りることがバレたくない人は必ず申込前にろうきんへ確認をしましょう。仮審査に通過後は、ろうきんの営業店へ来店して本申込みをする必要があります。あくまで、仮申込みがインターネットで行えるだけで、本申込みは来店が必要ですので注意しましょう。そこが銀行や消費者金融と違うところです。
無事審査に通過したら、自宅にローンカードが届くので、そこからマイローンが利用できます。ろうきんからローンカードが届いたら、それがキッカケで借金がバレる可能性があります。十分注意して受け取りましょう。
来店で申し込む方法
1.ろうきんの店頭で担当者と面談
2.必要書類の提出と申込み
3.審査結果の連絡
4.審査通過後、契約
マイプランを来店で申し込む場合は、まずはろうきんの担当者との面談があります。自分の会員種別がわからない場合はそこで聞いてみることをオススメします。面談と言っても、ローンの相談に乗ってもらうといった使い方もできますので、まだろうきんでお金を借りると決めていない場合でも、気軽に相談してみるだけでも良いでしょう。面談の結果、申込みが可能と分かったら必要書類を提出するだけです。審査通過後、ローンカードが自宅に届くので、そこから利用が可能です。
ろうきんでお金を借りるためには来店が必須です。相談しながら決めたい人は最初から窓口へ、確実に借りれることが分かってから申込みたい人はネットの仮審査を活用しましょう。次章では、必要書類について解説していきます。
ろうきんでお金を借りるために必要な書類
マイプランの申込みに必要な書類は、インターネット利用でも来店申込みでも同じです。店頭でマイプランを申し込む際には、事前に書類を用意しておけば、面談の場で申込みができます。来店回数を減らすためにも、書類は用意しておくことをおすすめします。
マイプランに申し込む際に必要な書類
1.マイプランの利用申込書
2.個人情報の取扱いに関する同意書
3.本人確認書類
4.ろうきんの口座開設申込書
本人確認書類は健康保険証と運転免許証の両方が必要です。運転免許証がない場合はパスポートでも代用できますが、マイプランには2種類の本人確認書類の提出が必要であるということを覚えておきましょう。また、マイプランの利用にはろうきんの総合口座を開設しなければいけないので、その申込書も必要となります。
一般の労働者がマイプランに申し込む際には、上記の書類に加えて以下の書類の提出が必要です。
・収入証明書:住民税決定通知書などの公的な収入証明書類
・勤続年数確認書類:国民健康保険証以外の健康保険証
・居住年数確認書類:住民票など
もし、国民健康保険証しか持っていない場合は、給与証明書の提出が必要です。マイプランの申込みに必要な書類は、全てろうきん所定の書式と形式が定められています。必要な書類は全て来店の際に、ろうきん側で所定の記入用紙を用意してくれます。申込書はその場で記入するとして、収入証明などの必要な書類はあらかじめ来店の際に持っていきましょう。
ろうきんの申込みはミスなく進めることがポイント。なぜなら審査時間が銀行や消費者金融に比べて長いからです。どれくらい審査に日数がかかるのか、次章で確認していきましょう。
ろうきんの金利・限度額・審査時間の特徴
マイプランを使ってろうきんからお金を借りる最大のメリットは「低金利」ということです。最低金利を銀行や消費者金融と比較した際には、あまり大きな違いはありません。しかし、最大金利が圧倒的に低いのがろうきんの特徴です。団体会員の構成員であれば最大金利は7.075%ですし、一般の労働者でも最大金利は8.475%です。参考までに、三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」の最大金利は14.6%であり、みずほ銀行のカードローンは最大金利が14.0%です。消費者金融のアイフルのキャッシングローンは最大金利が18.0%であることを考えると、ろうきんがいかに低金利であるのかが分かります。
限度額も500万円ですので、三菱UFJ銀行の「バンクイック」やアイフルのキャッシングローンと同額まで借りることができます。みずほ銀行は限度額が800万円までなので、高額融資を希望の方にはそちらがおすすめです。ただし、借りれるお金は現在の年収に応じて決まるため、望めば誰もが限度額まで借りることができるというわけではないので注意しましょう。
審査時間が長いので注意
気になる審査時間ですが、ろうきんの審査は時間がかかることで有名です。最初の仮審査の結果が出るまでに1週間程の時間がかかる上、そこから本審査となると更に1週間〜10日程の時間がかかります。ネットの口コミでも、あまりに連絡がないから審査に落ちたのではないかという書き込みが多く見られますが、これは審査に落ちたからではなく審査期間が長いから起こる現象です。ろうきんでお金を借りるなら、最短でも2週間程の時間がかかることは覚えておきましょう。
審査に時間がかかるのは、ろうきんは営利目的ではないから。無理をして貸し出して利益を生む必要がないのです。そのため審査も厳しく、落ちたという声も数多く聞こえます。
銀行のカードローンや消費者金融のキャッシングローンなら、審査時間も最短で30分程度で済み、即日お金を借りることが可能です。急いでいる場合は銀行や消費者金融を利用することをおすすめします。
マイプランの申込資格
ろうきんマイプランの申込資格は下記の通りです。
申込資格
・年齢:満18歳以上〜満65歳未満
・収入:前年度税込年収が150万円以上の安定継続収入がある人
・勤務:勤続1年以上
ろうきんでは、18歳以上であれば未成年でもお金を借りることができます。勤続が1年以上で親権者の同意が必要ですが、ほとんどの銀行や消費者金融が20歳以上しか申し込めないことを考えると、ろうきんのみの特徴と言えます。また、年齢問わず年収に150万円と具体的な金額が定められている点も特徴です。多くの金融機関で、年収は安定した継続収入が見込めれば良いとされているため、ろうきんのマイプランは申込基準が厳しいと言えるでしょう。勤続年数も、会社員なら1年以上、自営業なら3年以上と定められているため、資格を満たさない限りは申し込むことすらできません。ろうきんにはこのように、銀行や消費者金融よりも厳しい申込基準が設けられているため、申し込む前には事前に自分の状況を再確認しておくことが大切です。
なお、正社員でなければいけないという基準は設けられていないため、勤続1年以上で150万円以上の安定した収入があれば、パートやアルバイト、派遣社員などでも申し込む事ができます。
特徴がわかったところで、マイプランのメリットとデメリットを確認していきましょう。両方がわかっていれば、自分が利用に向いているかどうかの判断がしやすくなります。
マイプランのメリット/デメリット
ろうきんのマイプランのメリットは金利が低いこと、デメリットは審査期間が長いことです。つまり、「低金利ではあるが、お金を借りるまでには時間がかかる」ということを意味します。今すぐお金を借りたいということであれば、ろうきんは選択肢から外れることになります。
また、提出書類が多いこともデメリットです。一般の労働者に関しては収入証明だけではなく、勤続年数が確認できる書類や住民票なども必要です。こうした書類を用意する手間がかかるので、申込みまでの時間はさらに長くなってしまいます。
会員種別関係なく、ろうきんに最低一度は来店しなければいけない点も、人によってはデメリットと感じてしまうでしょう。実際に来店して、相談をしながらお金を借りられるという意味であればメリットとなりますが、そうでない場合は来店が必要というのは面倒なことです。
ろうきんの在籍確認は特殊
ろうきんは在籍確認が特殊な点も覚えておきましょう。ろうきんは在籍確認を職場に電話でするのではなく、勤務先などの所属組合に行います。つまり、会社には必ずお金を借りることがバレるということです。どこの会員にも属さない、一般の労働者であれば会社に電話による在籍確認が行われます。在籍確認の電話は、ろうきんと名乗らず担当者の個人名でかかってきます。念のため、心配であれば申込みの際に確認をしておきましょう。
このように、ろうきんのマイプランには銀行や消費者金融からお金を借りる時とは違う部分があります。それでも、それを補っても有り余る程の低金利ですので、何を重視するのかで利用するかどうかを決めましょう。
こうした特徴を最大限に活かせる人はどんな人なのか、ろうきんがどんな人にオススメなのかを次章で紹介します。
ろうきんはこんな人にオススメ
ろうきんのカードローン「マイプラン」は以下の特徴に当てはまる人にオススメです。
・勤務先が団体会員である人
・超低金利でお金を借りたい人
・借金が会社にバレても問題無い人
・審査に時間がかかってもいい人
労金のマイプランは、勤め先が労金の組合に所属している人にとってはとてもおすすめのローンです。優遇金利でお金を借りることができるほか、提出書類も最低限で済みます。すでにろうきんに口座を持っている人であれば、申込書と同意書と本人確認書類のみで申込みができます。また、在籍確認も組合に対して行うため、電話を取り逃したりうまく対応できなかったりなどの心配がありません。会社にお金を借りることが知られても問題ないという人は、せっかく低金利で利用できるのでろうきんを積極的に使うことをおすすめします。
ろうきんは融資までに時間がかかりますが、すぐにお金を借りたいというわけではないのでしたら大した問題ではありません。計画的にローンの利用を考えている人であれば、ろうきんのマイプランはおすすめと言えます。
逆に、今日中にお金を借りたいという人は、即日融資が可能な銀行カードローンや消費者金融のキャッシングローンを利用しましょう。
最後に、そもそもろうきんとは何かということをおさらいして、この記事をまとめます。
そもそもろうきんって何?
そもそも、ろうきんとは何なのでしょうか?ろうきんとは労働金庫の略称であり、全国の労働組合や生協が出資をして運営している金融機関です。ろうきんは地域別に全国13の組織に分かれており、例えば中央ろうきんであれば1都7県をカバーしています(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨)。他には、下記の労金が全国には存在しています。
全国のろうきん
・北海道労働金庫(北海道)
・東北労働金庫(青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県)
・新潟県労働金庫(新潟県)
・中央労働金庫(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県)
・長野県労働金庫(長野県)
・静岡県労働金庫(静岡県)
・東海労働金庫(愛知県・岐阜県・三重県)
・北陸労働金庫(富山県・石川県・福井県)
・近畿労働金庫(滋賀県・奈良県・京都府・大阪府・和歌山県・兵庫県)
・中国労働金庫(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)
・四国労働金庫(徳島県・香川県・愛媛県・高知県)
・九州労働金庫(福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県)
・沖縄労働金庫(沖縄県)
ろうきんでお金を借りるためには、その地域に住んでいる・または勤め先があることが条件です。自分の生活拠点によって、管轄するろうきんが違うので注意しましょう。ろうきんは銀行や消費者金融とは違い、営利を目的としません。「労働金庫」の名の通り、働く人を支える目的で運営されています。そのため、低金利でお金を借りる事ができるのです。
しかし、これは裏を返せば「審査基準が厳しい」ことを意味します。営利目的ではないため、本当にお金を必要としている人にだけ貸し出せばいいためです。つまり、お金を借りる理由があいまいであったり、返済に対して一定の不安要素があると判断されたら、すぐに審査に落ちます。その判断基準は銀行より厳しいと言われ、審査に時間がかかるのもそのためです。ろうきんは公務員などの安定した職業に就いている人や、その地域で長く同じ会社で働いている人を対象にしている所と言えるでしょう。まずはろうきんで審査をしてみて、ダメなら銀行や消費者金融に切り替えるという方法がオススメです。
提出書類の多さや審査の厳しさなどをある程度理解した上で、ろうきんでお金を借りるかどうかを検討することをおすすめします。