そんな便利なモバイルWiFiですが、電波がちょっと悪かったり、よく切れたりすると感じている方もいるのではないでしょうか?
せっかく手軽で安価にインターネットを利用できても、接続が悪いようだと困りますよね。
さて、この電波状況の不安定さ、実はモバイルWifiを有線接続すると改善できる場合があることをご存知ですか?
このページでは、有線接続のメリットや有線で接続する方法などを解説します。モバイルWiFiの電波状況でお悩みの方、有線接続を試してみたい方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
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目次
有線で接続するメリットとは?
電波が繋がりにくい、よく切れるとも言われているモバイルWiFi。基本的には通信はストレスなく行えますが、ルーターを置く場所によっては、物陰になって電波が繋がりにくくなることも。
そんなときには、モバイルWifiの「有線接続」を試してみてください。
無線通信ができ、手軽に持ち運びできることが大きな利点のモバイルWiFiですが、もちろん有線で接続することも可能。そして、有線で接続することで様々なメリットが期待できるのです。
ご自宅など有線でモバイルWiFiを接続する環境がある際は、ぜひ有線での接続をおすすめします。
モバイルWiFiで有線接続するメリットは、以下の3点があります。
通信の安定
まず1つ目は、「通信の安定」です。有線接続すると通信がより安定します。
無線LANルーターを使用している際と比較し、有線接続の場合は無線接続で生じてしまう電波干渉がなくなるため、通信がより安定するのです。
モバイルWiFiは、家の立地やモバイルルーターの置く場所で通信状況が変わることもあります。しかし、有線接続することで、そういった心配もなくなります。仕事でビデオ会議ツールを使用して会話している時など、安定した通信環境が必要なケースでは有線接続はかなり助かるでしょう。
また、switchやPS4、nasneなどを利用してゲームをオンラインでプレイする時も、通信が安定していることで安心してプレイできますね。
通信速度が上がる
続いては「速度が上がる」点です。無線接続と比較すると、有線接続の場合は通信速度が向上します。
無線接続の場合、自宅内にある家電や電子機器が発する電磁波がwi-fi通信に影響し、通信速度が低下することがあります。有線接続なら、そういった速度低下は防げます。
セキュリティ面の強化
3つ目のメリットは、「セキュリティ面の強化」です。
無線接続だと、WEP(無線LAN通信の暗号化)など、電波のセキュリティをしっかりとしないとネットワークへの侵入等の不安が残ります。その点、有線接続ならセキュリティ上のリスクを抑えることができます。
以上の3点がモバイルWiFiを有線接続するメリット。
特に通信環境の安定と通信速度の向上は、仕事に趣味にと役立つはずです。ご自宅など、有線で接続できる環境がある場合は、ぜひ有線でモバイルWiFiを接続してみてください。
モバイルWifiを有線LANで繋ぐのは簡単!方法を3つ紹介
WiMAXなどのモバイルWiFiを有線で接続するメリットが分かったところで、ここからは実際にWiMAXなどのモバイルWiFiを有線接続する方法を見ていきましょう。USBケーブルで接続
まず1つ目の方法は、「USBケーブルで接続」する方法です。モバイルWiFiのルーターにはUSBポートが搭載されています。
そのため、有線で接続したい機器側にもUSBポートが搭載されていれば、USBケーブルで接続することが可能。タブレットやスマートフォンといった機器を接続する際には、充電する際に使用するmicro USBの部分で接続できます。
USBケーブルで接続するメリットは、難しい設定も不要で、ケーブルさえあれば手軽に接続できる点。
一家に何本かはUSBケーブルがあるかと思いますので、わざわざ購入しなくても良い方が多いでしょう。ちなみに、ケーブルは500円~1,000円程度で、ネット通販や家電量販店などで購入可能です。
一方、デメリットとしては、接続に使用するケーブルの種類に気を付ける必要がある点。モバイルWiFiに搭載のUSBポートは機種によってコネクタの形状が異なりますので、ケーブルを購入する際は形状を確認しましょう。
また、USBケーブルには充電用と通信用の2種類があります。有線接続に用いるには、必ず「通信用」を購入するようにしましょう。
なお、モバイルWiFiの種類によっては、USB接続に使用できるUSBケーブルが購入時に付属品としてついてくることもあります。
クレードルを使用
続いて2つ目の方法が、クレードルを使用する方法です。モバイルWiFiでは、端末を置いて充電できる「クレードル」という充電スタンドがあります。このクレードルの中には、インターネット回線を有線接続できる有線LANポートが搭載されているものがあります。
接続作業は非常に簡単。ルーターをクレードルに置いて、有線接続したい機器とクレードルを「有線LANケーブル」で接続すれば完了です。
メリットとしては、パソコンへ接続する場合などにソフトウェアインストールが必要ないこと、USBケーブルに比べて有線LANケーブルの方が長いケーブルを入手しやすい点が挙げられます。
デメリットとしては、クレードルの購入のために費用ががかかる点です。
大抵の場合、モバイルWifiを契約するときにクレードルも一緒に申し込めることが多いです。大体3,500円~4,500円程度ですが、ネット通販サイトなどでも購入できます。
また、クレードル非対応のモバイルWiFiがある点にも要注意。WiMAXの「W06」などはクレードル非対応機種です。
ホームルーターを使用
3つ目の方法は、「ホームルーター」を使用する方法です。モバイルWiFiには、自宅などの室内で使用するためのホームルータータイプの商品があります。ホームルーターについているLANポートを使用することで、有線LAN接続が可能になります。
WiMAXでは、機種によっては有線接続用のケーブルが最初が付属されているため、ケーブルの購入も不要です。また、LANポートがないタイプの機器でも、変換ケーブルを使用して有線LAN接続ができます。
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無線接続も同時に使える?
さて、無線接続も有線接続もできるモバイルWifiですが、さらに便利な使い方も可能。実はWiMAXなどのモバイルWiFiは、有線LAN接続をしながら、無線LANでも同時に利用することができるんです。たとえば、WiMAXなどのモバイルルーターを自宅の1階に設置し、macなどのデスクトップパソコンで有線LAN接続しながら仕事。そして2階では別の方がスマホで無線LAN接続する。
こういった組み合わせで、WiMAXなどのモバイルWiFiを効率良く最大限利用することが可能になります。モバイルWiFiの使い勝手の良さが出ていますね。
有線接続と無線接続を使い分ければ、モバイルWifiの通信の不安定さに悩んでいた人でも、ある程度問題を解消できるはず。モバイルWifiでは不安だから固定回線をひこうか…と考えていた方は、ぜひ一度モバイルWifiの有線接続を試してみて下さい。
安定した速度でモバイルWifiを使いたい方におすすめ
今回はWiMAXなどのモバイルWiFiを有線接続するメリットや利用方法についてご紹介してきました。持ち運び可能で無線接続のイメージの強いWiMAXなどのモバイルWiFiですが、有線で接続することも可能。USBケーブルやLANケーブルなどを使えば、簡単に接続することができます。
WiMAXなどのモバイルWiFiを有線接続することによって、通信の安定、速度の向上、セキュリティの強化といったメリットがあります。
無線接続でありがちな障害物による通信の不安定化や周囲の電子機器の電波への影響などは、有線接続によって解消することができるでしょう。
仕事やオンラインゲームなど、安定した通信環境が必要なケースにぴったりと言えますね。
現在WiMAXなどのモバイルWiFiを利用している方は、有線接続を活用してみて下さい。
また、今後モバイルWiFi契約を予定している方は、30社以上のサービスからおすすめのモバイルWiFiを厳選した記事をご紹介しますので、ぜひご参考ください。
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。