福島銀行フリーローンは7種類!
福島県を中心に営業展開している福島銀行は、なんと7種類ものフリーローン商品があります。たくさんの商品があるのは嬉しいことですが、これだけ多いと自分に最適な商品を見つけにくいですよね。
・一番低い金利で契約できる商品はどれ?
・来店不要で借りることはできるの?
・一括返済や繰り上げ返済は可能?
ここではそんな疑問を解決し、自分に適した商品を見つけることができます。
7種類の商品から自分に最適なものを選ぶことで、低金利でお金を借りられたり、他社で審査落ちしても審査に通過したりします。確実に福島銀行でお金を借りるためにも、ぜひこの記事を参考にしてください。
福島銀行のフリーローンの特徴
福島銀行のフリーローンには7つの種類があります。それぞれの特徴や金利について、簡単に説明をしていきます。
グラン・フリー
融資額:10万円以上1000万円以内(1万円単位)
返済期間:1ヶ月以上10年以内(1ヶ月単位)
金利:年3.5~13.5%(審査で決定)
保証:オリックス・クレジット
事業性資金を除き、大きな金額を自由に使うことができる商品です。
ニューイーベ
融資額:10万円以上1000万円以内(1万円単位)
返済期間:10年以内(1ヶ月単位)
金利:固定・年3.0~13.0%(審査で決定)
保証:オリエントコーポレーション
契約書記入も印鑑も不要なWEB完結型ローンです。全国から申し込みが可能です。
イーベ
融資額:10万円以上500万円以内(1万円単位)
返済期間:10年以内(1ヶ月単位)
金利:年6.0%、9.0%、15.0%(審査で決定)
保証:オリエントコーポレーション
事業性資金以外であれば自由に使うことができる商品です。30万円以内なら専業主婦やパートでも利用できます。
フリーライフ
融資額:10万円以上500万円以内(10万円単位)
返済期間:6ヶ月以上10年以内(1ヶ月単位)
金利:年7.0~15.0%(融資額で決定)
保証:SMBCコンシューマーファイナンス
使いみち自由で来店することなく利用可能です。審査スピードが早く、主婦やアルバイトでも利用可能です。
おまとめ楽だ
融資額:10万円以上300万円以内(10万円単位)
返済期間:6ヶ月以上7年以内(1ヶ月単位)
金利:年6.0%、9.0%、15.0%(審査で決定)
保証:クレディセゾン
おまとめにも利用できる使いみち自由なローンです。おまとめ楽だの審査に落ちた場合は、フリーライフでの仮審査に移行することができます。
ふくぎん目的別フリーローン
融資額:10万円以上500万円以内(1万円単位)
返済期間:6ヶ月以上10年以内(1ヶ月単位)
金利:変動・年3.9%
保証:ジャックス
商品やサービスの購入先に直接振り込むスタイルのローン商品です。資金使途確認用の書類を提出する必要があります。
ふくぎん給振ローン
融資額:10万円以上200万円以内(1万円単位)
返済期間:6ヶ月以上7年以内(1ヶ月単位)
金利:固定・年4.0%、5.0%(審査で決定)
保証:なし
福島銀行で給与振込をされている人のための商品です。保証会社がなく、低金利で200万円まで借りることが可能です。
各種フリーローンの利用方法
福島銀行のフリーローンを利用する方法は、商品ごとに違います。一つひとつの詳しい流れについては、福島銀行のホームページで確認できます。ここでは大枠の利用方法について紹介します。
1.申し込み
2.仮審査
3.審査結果報告
4.本契約
5.融資開始
申込方法は商品ごとに違いますが、基本的には下記の方法で申し込みすることができます。
・インターネットからの申し込み
・電話での申し込み
・FAXでの申し込み
・郵送での申し込み
・窓口での申し込み
仮審査結果は電話で連絡があり、審査に通過すると必要書類を提出して本契約となります。本審査を行って特に問題がないようでしたら、指定の口座にお金が振り込まれます。
WEB完結型の場合はインターネット上で申し込みを行い、審査結果はメールで送られてきます。審査に通過して本人確認書類などを送った後、電話での契約意思の確認を行います。契約に同意できれば、融資資金を指定口座に振り込んでもらえます。
申し込みに必要な書類
福島銀行のフリーローンを利用するときに必要となる書類は、下記の3つに分類することができます。
・本人確認書類
・収入証明書類
・資金使途確認用書類
本人確認書類
本人確認書類として提出するのは下記のいずれかの写しです。
・運転免許証
・健康保険証
・パスポート
これらの書類を用意できない場合は、他の公的書類でも対応してもらえることもあります。この場合は福島銀行の窓口や電話で相談してください。本人確認のためにそれぞれの書類に現住所が書かれている必要があります。引っ越しなどで免許証の手続きを行っていない場合は、申し込み前に住所変更手続きを行っておきましょう。
収入証明書類
収入証明書が必要かどうかは商品ごとに違いますが、必要な場合は公的所得証明書、源泉徴収票、確定申告書、課税証明書等を用意します。
グラン・フリー:300万円を超える融資で必要
ニューイーベ:300万円を超える融資で必要
イーベ:300万円を超える融資で必要
フリーライフ:300万円を超える融資で必要
おまとめ楽だ:不要
ふくぎん目的別フリーローン:100万円を超える融資で必要
ふくぎん給振ローン:必要
資金使途確認用書類
ふくぎん目的別フリーローンのみ資金使途確認用書類が必要です。見積書や注文書などの写しを提出してください。
福島銀行のフリーローン審査基準
福島銀行のフリーローン商品は、基本的に保証会社が審査を行います。このため商品ごとに審査基準が違います。とはいえ、一般的なローン商品で重視される審査項目がありますので、ここではどの商品にも共通する、重要な審査項目とその基準について説明します。
・年収と他社借入総額、借入希望額のバランス
・勤務先
・勤続年数
・他社借入件数
まず重要なのは、年収に対していくら借りようとしているかということです。福島銀行は総量規制の対象外ですので年収の1/3を超える金額でも融資は可能ですが、貸倒れリスクを避けるために、実際には年収の1/3を目安に、それ以上の融資はなかなか受けられません。
すでに他社から借り入れをしている場合は、それらも含んでの年収の1/3までです。これ以上の融資は審査がとても厳しくなりますので注意してください。
次にチェックされるのが、安定した収入があるかどうかということで、会社の規模や勤続年数について確認されます。公務員のように安定した職業ほどお金を借りやすく、勤続年数も長いほうが会社を辞めない傾向にあるため、こちらも借りやすくなります。
他の金融機関から借りていること自体は悪くはありませんが、4社以上から借りている人はお金に対してルーズな面があるとして、審査落ちする可能性があります。審査を受けるときは少なくとも3社以下にしてから審査を受けましょう。
審査に通過する方法
福島銀行のフリーローンにはもちろん審査があります。審査のハードルはとても高いため、簡単には融資を受けることができません。ここではそんな福島銀行の審査に通過するためのポイントについて紹介します。
金利の高い商品を選ぶ
一般的には金利が低ければ低いほど、審査に通りにくいのが金融商品の常識です。このため、審査に通過することを重視する場合は、できるだけ金利が高めの商品を選んで申し込みをしましょう。金利が審査によって変わるタイプの商品がおすすめです。
7つの商品の中ではフリーライフが最も高い金利で設定されていますので、審査落ちする可能性がある人は、フリーライフで審査を受けてみましょう。金利は高めですが、そのぶん審査に通過する確率は上がります。
融資希望額をできるだけ減らす
お金を借りる人は、なぜか「念のため」と言って必要以上の金額を借りようとします。80万円必要な場合でも、念のため100万円で審査を受けることがよくあります。審査において重要なのは年収に対しての融資額の割合ですので、金額が多ければ多いほど審査が厳しくなります。
審査に通過させたいときは、本当に必要な額だけ申請を行ってください。念のためと思って増額した結果、審査落ちする可能性が高まってしまうということを覚えておきましょう。
審査に通らない理由と対策
福島銀行のフリーローンは審査が厳しいため、ちょっとしたことで簡単に審査落ちします。ここではその代表的な例と、それを回避するための方法について紹介します。
過去に審査落ちした保証会社の商品を選んでいる
福島銀行以外の金融機関でフリーローンなどの審査を受けて、審査落ちしたとします。そのときの保証会社と今回の保証会社が同じ場合は、審査落ちする確率はとても高くなります。審査は保証会社が行っているため、一度落ちた保証会社の審査は環境の改善がないかぎり、また審査落ちします。
他社で審査を受けて落ちている場合、その保証会社がオリックス・クレジットだとすると、今回はオリックス・クレジットが保証会社になっているグラン・フリーの利用は避けるようにしましょう。
すでに複数の金融機関から借りている
おまとめローンを除き、金融機関は複数の金融機関からお金を借りている人を嫌う傾向にあります。これは多重債務になる可能性があり、多重債務者の多くが債務整理をするためです。このため、4社以上から借り入れをしている場合は、審査落ちする可能性があります。
審査を受ける前に、繰り上げ返済や一括返済を利用して、できるだけ借入件数を減らしておくようにしましょう。
福島銀行のフリーローン返済方法
フリーローンという商品の特性上、契約時に決めたとおりに返済を進めていく必要があります。このため多くのフリーローン商品では、繰り上げ返済や一括返済に高額な手数料が発生します。もしくは繰り上げ返済や一括返済を認めていない金融機関も多くあります。
福島銀行は後者で、繰り上げ返済や一括返済は認められず、契約時に決めた金額を返済完了までコツコツ返済し続けます。7つの商品のどれもが元利均等毎月返済で、毎月一定額を返済します。
ふくぎん給振ローン以外は、ボーナス時の増額返済にも対応していますが、こちらも契約時に返済額を決めます。このためボーナスカットなどがあっても、増額での返済をしなくてはいけませんので注意が必要です。
繰り上げ返済ができないからといって、返済期間を短くしすぎると月々の負担が大きくなり、反対に返済期間を長く設定すると、利息が増えるために返済総額も増えてしまいます。契約をするときにきちんとした返済計画を立てて、無理もなく余裕もありすぎない返済を行いましょう。
返済額の計算は福島銀行の窓口や、ローン返済シミュレーションで行えますので、相談をしながら決めたい人は窓口を利用して、忙しくて窓口に行けないという人は、シミュレーションを活用して、返済プランを考えましょう。
メリット・デメリット
福島銀行のフリーローン商品にはいくつものメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。福島銀行はメリットだけを強調していますが、きちんとデメリットも把握しおかないと、借りてから「そんなつもりはなかった」となってしまいます。
そうならないためにも、メリットもデメリットもきちんと理解しておきましょう。
メリット
・7種類ものフリーローン商品がある
・ニューイーベなら全国から申し込みが可能
・全体的に金利が低い
複数の商品があるため、使い分けすることで金利を抑えたり、審査に通りやすくしたりすることができます。金利そのものは一部の商品を除いて低めに設定されていますので、高額な借入時にはとても有利に借りることが可能です。
また、地方銀行でありながらも、全国から申し込みができるプランも用意されています。このため、近所に地方銀行があまりないという人にもおすすめしたい金融機関です。
デメリット
・審査を受けてみないと金利がわからない商品が多い
・繰り上げ返済ができない
金利がすでに固定されている商品もありますが、多くの商品が審査を受けてみないと金利がわかりません。低金利で借りられると思って申し込みをしたら、最大金利での提示をされたということもあります。高い金利を提示されたら断るなどして、不利な条件での融資にならないようにしましょう。
また、繰り上げ返済ができませんので、契約時の返済プランをしっかりと立てておく必要があります。月々の返済が苦しくならないように注意して、なおかつ返済期間が長くなりすぎて、利息を多く払いすぎることのないように気をつけましょう。
フリーローンを選ぶ際のポイント
ここまで福島銀行のフリーローン商品について説明してきましたが、結局のところどの商品を選ぶべきなのか、まだ判断できないという人も多いかもしれません。最後に、いくつもあるフリーローン商品の中からどの商品を選ぶべきなのかについて説明します。
・金利の低い商品を選ぶ
・審査に通りやすい商品を選ぶ
相反していることを述べているのですが、商品を選ぶときに重要なのはこの2点です。まず最重視すべきことは「審査に通過する」ということです。自分のステータスがあまり良くないと思うのであれば、できるだけ金利が高くて審査に通過しやすい商品を選びます。
福島銀行ではフリーライフが金利も高めで、借りやすい商品です。ただし、審査が甘いわけではありませんので注意してください。
公務員のような安定した職業についているのであれば、どの商品でも審査には通りやすくなるため、この場合はできるだけ金利が低くなる商品を選びます。注意したいのは審査を受けないと金利がわからない商品です。
年3.5~13.5%と表示されていても、年3.5%で借りられるとは限りません。このような商品はできるだけ避けて、金利が最初からわかっている低金利の商品から審査を受けるようにしましょう。それらの審査に落ちたら、金利幅のある商品を選びましょう。