りそな銀行でお金を借りるなら、フリーローンがおすすめです。選べる3種類のローンが特徴で、年収や借入額に応じて自分にピッタリのものが見つかります。美容や旅行に使える女性のためのローンも用意しているので、したいことを諦める必要はありません。
でも、いざ行動に移そうと思っても、「りそな銀行でお金を借りるにはどうしたらいいの?」と思うかもしれません。事実、銀行で融資をしてもらうことは難しいことだと考えている人も多いのです。
そこでこの記事では、りそな銀行のフリーローンを使うために必要な情報をわかりやすくまとめています。これから色々調べようと思っている人にピッタリな内容となっているので、これさえ読めば迷うことがなくなります。審査に通過するコツも紹介しているので、最終的にはお金を借りるためのノウハウが全て身に付きます。
りそな銀行のフリーローンは3種類
りそな銀行は金融商品が充実していることが特長で、用途自由な無担保ローンだけでも3種類も用意されています。それぞれ申込み対象などや限度額、利率などが異なります。そこで、それぞれの特徴をわかりやすくまとめました。
1.プライベートローンJ
最もベーシックで使いやすいのがこちら。年収や勤続年数の条件などが定まっておらず、パート・アルバイトの方も申込みができるフリーローンです。収入証明書などは不要で、最短2時間で審査の結果が分かることが特長です。
申込可能年齢 | 満20歳以上、完済時71歳未満 |
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利用可能額 | 10万円~300万円 |
金利 | 年6.5%~14.0% ※カードローンセット型は年0.3%割引 |
2.プレミアムフリーローン
条件はあるものの、限度額が大きく低金利なのがこちら。年収400万円以上の方を対象にしたフリーローンです。返済期間を最長で10年まで設けることができます。申込みの際には所得証明書が必要になります。
<申込可能年齢 | 満20歳以上満60歳未満 |
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利用可能額 | 100万円~500万 |
金利 | 年6.0% ※カードローンセット型は年0.3%割引 |
3.女性応援ローンcannael<カナエル>
女性が安心してお金を借りられるのがこちら。cannael<カナエル>は女性専用のフリーローンです。プライベートローンJより利用可能額の上限は低いですが、お得な金利で利用ができます。パート・アルバイトの方も利用可能ですが、女性であることが条件です。学生は利用できません。
申込可能年齢 | 満20歳以上、完済時71歳未満 |
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利用可能額 | 10万円~200万 |
金利 | 年8.5% ※カードローンセット型は年0.3%割引 |
メリット・デメリット
りそな銀行のフリーローンのメリットは、何よりもそのスピーディさ・手軽さにあります。
銀行のフリーローンは融資までに時間や手間がかかるというイメージが非常に強いですが、りそな銀行なら最短で2時間以内に審査結果が分かります。Webで申込み手続きが完了できることも魅力ですね。
アルバイトやパートの方でも申込みができることもメリットですが、専業主婦や学生の方は申込みができないことがデメリットです。また、返済方法はりそな銀行の普通口座からの引落のみとなりますので、返済方法を選びたいと考えている方は不便に感じるかもしれません。
これだけ種類が豊富なりそな銀行のフリーローンですが、どんな人こそ利用を検討するべきなのでしょうか?次の章ではこんな人こそおすすめという例を紹介していきます。
こんな人におすすめ
数多くのフリーローンを用意しているりそな銀行ですが、どのような方におすすめなのでしょうか。いくつか例を挙げて紹介します。
Webで手続きを完結させたい方
一般的に、銀行から融資を受ける際は窓口に来店する必要があります。銀行によっては何度も来店しなければならず、「なかなか時間がとれなくて契約ができない」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、りそな銀行のフリーローンはwebで全ての手続きを済ませることができます。休日でも新規借入や契約手続きができるため、忙しい方でも安心。プライベートローンJなら最短2時間で審査が終わるため、待たされることもありません。
(条件によっては店頭・もしくは郵送での手続きが必要になるケースもあります)
カードローンも検討中の人
りそな銀行のフリーローンは、専用のカードローンもセットで契約をすることができます。カードローンセット型を契約した場合、フリーローンの金利が店頭表示金利より0.3%引き下げとなり非常にお得です。カードローンは利用可能額の範囲内で自由に借り入れができますので、万が一の出費に備えたい方におすすめといえます。
パート・アルバイトの方
りそな銀行のフリーローンはパートやアルバイトの方も申込みができます。プレミアムフリーローンは年収が400万円以上という条件がありますが、年収が条件に達しており所得証明書が用意できるのであればパートやアルバイトの方でも申込みが可能です。
条件を満たすパート・アルバイトの方はあまり多くないかもしれませんが、派遣社員などであれば当てはまる人も多いでしょう。正社員という縛りが無いのは大きなメリットです。
他の金融機関で「申込みすらできなかった」「正社員ではないから、年収が多いにも関わらず借入可能額が少ない」という思いをした方がある方は、ぜひりそなのフリーローンを検討してみましょう。
他社からの借り換え・一本化したい方
りそな銀行のフリーローンは用途が自由です。借りたお金は健全な消費性資金であればあらゆることに利用ができます。他社の借入をおまとめしたい、借換をしたいという方にもぴったりです。
ここで挙げた条件にピッタリ当てはまる人は、りそな銀行の利用を検討しても良いでしょう。そこで、次の章では申し込みの手順を紹介していきます。
りそな銀行のフリーローンを申し込む手順
実際に利用するまでの手順を知っておくことで、スムーズに手続きを行えます。ここでは「プライベートローンJ」を例に、実際に申し込む方法を紹介します。
ネット申込の場合
申し込みはwebがおすすめです。年中無休で24時間、いつでも好きな時に「パソコン、スマートフォン、タブレットなど」で簡単に申込みができます。申込みの際に「web手続」を選択すると、Eメールで審査の回答をもらうことが可能です。(条件によっては電話や郵送での回答になることがあります)
【1】申込み
ホームページにあるフリーローン紹介ページの「ネットでカンタンお申込み」を開くと、個人情報に関する同意条項の記載がありますので、必ず内容を確認して下さい。
同意をして「Web手続を希望する」を選択するとメールアドレスの入力を求められます。アドレスを入力すると申込みに必要なパスワードがメールで届きますので、それを入力して申込みに進みましょう。
【2】審査・結果連絡
フリーローンの融資には審査があります。結果は最短で2時間で分かります。申込み日時や内容によっては結果が翌日以降になることもありますので注意しましょう。
結果連絡は申込みの際に入力したメールアドレス、もしくは電話になります。ケースによっては郵送での回答になるケースもあります。
【3】契約手続き・融資
契約の際は本人確認書類の提出が必要です。Web契約なら書類の提出もオンラインで済ませることができますので手間がかかりません。
融資はりそな銀行の口座へと振り込みとなります。口座をお持ちでない方はりそな銀行の口座を開設する必要があります。口座開設は店舗や郵送、スマートフォンのアプリで行えます。
電話申込の場合
電話で話をしたい、という方はプライベートローン受付センターのフリーダイヤルで申込みをすることも可能です。
受付時間は8時~22時まで、年中無休ですので忙しい方でも利用しやすいことがメリットです。申込内容について相談しながら決めたいという人は、電話申し込みがおすすめです。
郵送申込の場合
ホームページの資料請求より、フリーローンの資料と申込書を発送してもらうことができます。お届けまでには一週間ほどかかりますので注意しましょう。
申込みの際に必要なものは?
申し込みの前に、手続きに必要なものも知っておきましょう。事前に書類を用意しておけば、手続きであたふたすることがなくなります。
プライベートローンJ、カナエル
本人確認書類が必要になります。有効な本人確認書類は以下の5点です。
- 運転免許証、運転経歴証明書
- パスポート
- 健康保険証
- 住民基本台帳カード
- 在留カード、特別永住者証明書のいずれか
全て名前と現住所と生年月日が記載されているものを用意しましょう。審査の状況によっては年収を確認できる資料が必要になります。
プレミアムフリーローン
申込み金額に関わらず、本人確認書類に加えて年収を確認できる書類が必要になります。住民税決定通知書、課税証明書、納税証明書、源泉徴収票のいずれかを用意しましょう。
りそな銀行のフリーローン返済方法
「プライベートローンJ」「カナエル」の返済は毎月8日、18日、28日のいずれかから選ぶことができます。「プレミアムフリーローン」の返済は毎月5日です。
いずれもりそな銀行の普通口座からの引落となり、ボーナス時の増額返済はできません。しかし、通常の返済とは別に一部の金額を繰り上げて返済したり、前倒しで全額返済を行うことができます。方法によっては返済時期や金額に制限がある場合があります。
次に、お金を借りる際に最も重要となる審査基準について説明します。
りそな銀行フリーローンの審査基準
お金を借りる上で最も重要なのが審査です。銀行フリーローンの審査は、複数の項目を組み合わせて行います。りそな銀行の場合、どのような事が重要視されているのでしょうか?
他社の借入状況
他の金融機関で借入をしている方は、当たり前ですが毎月返済を行っています。融資を申し込んだ時点で他社からの借入件数が多すぎる場合、これ以上返済金額を増やすと返済が滞る可能性が高いと判断され、融資を断られる可能性があります。
具体的には、現在4社以上からお金を借りている人はほぼアウトと考えられます。多重債務者と判断され、審査に通らない可能性が高いでしょう。
また、現在年収の1/3以上のお金を借りている人も問題視されます。これ以上お金を借りたら返済額が月収を超えてしまうと判断されNGとなります。
年収と仕事の安定性
融資を受けた後は毎月一定の金額を返済していくことになります。そのためには毎月安定して収入がないといけないので、年収が非常に重要な要素を占めています。年収が多いほうが限度額も多くなるため、この2つの関係は比例しています。
また年収だけでなく、いかに収入が安定しているかどうかも影響します。パートやアルバイトよりも正社員、勤務年数が長いほど審査に通る可能性が高くなります。
勤続年数は1年以上あると良いと言われています。もう少しで1年経つという人は、申し込みのタイミングを遅らせるのも良いでしょう。
個人信用情報機関の情報
審査の際には必ず、個人信用情報機関の情報を参照します。個人信用情報機関は銀行や消費者金融などの金融機関が加入しており、契約内容や返済状況、貸し倒れなどの金融事故情報を共有しています。りそな銀行は全国銀行個人信用情報センター(KSC)、日本信用情報機構(JICC)、株式会社シー・アイ・シー(CIC)に加入しています。
そのため、他の金融機関で長期延滞をしていたり、債務整理や貸倒、自己破産手続きなどを行った場合は個人情報機関を通しその情報が分かります。このようなトラブル情報は事故情報(ブラックリスト、金融事故などとも)と呼ばれ、これがあると一定期間は新たな借入ができなくなります。
審査基準が分かったら、次は通過のコツを知っておきましょう。基本的なことを疎かにするだけで、簡単に審査に落ちてしまうことも珍しくありません。そうならないよう、事前にコツを学んでおきましょう。
審査に通過するコツはあるの?
ここでは、審査に通過するために心掛けたいことを紹介します。どれも当たり前のことですが、知っているか知らないかで結果が大きく変わります。
他社の返済を滞らせない
前述のとおり、消費者金融を始めたとした金融機関は個人信用情報機関に加入していますので、何かのトラブルがあるとその情報が共有されます。返済が滞ると「延滞」という事故情報が登録され、他の会社での借入が一切できなくなります。
何日間・何回延滞すると事故情報が登録されるかは、金融機関によって目安が異なります。2回延滞すると事故情報に登録されるという例も実際にありますので、できる限り他社の返済は延滞しないように心がけましょう。
中でも、最近多いのがスマホ代を払い忘れてブラックリストに載ってしまうケースです。スマホの端末代は分割払いで購入することが多く、これを滞納するだけで金融事故とカウントされてしまいます。携帯代をよく滞納する人は注意しましょう。
虚偽の申告をしない
ローンの審査に通りたいあまり、他社の借入を隠そうとする方も少なくありませんが、他社の借入状況は信用情報機関を通して判明しますので意味がありません。
また、勤務先や住所などの情報を偽ると、本来なら融資を受けられるにも関わらず融資が取消になるケースもあります。申込みの際の申告は正確に、ネット申込みの場合は入力ミスにも気をつけましょう。
これだけのことに気をつけて申し込みをすれば、よほどのことが無い限り落とされることはありません。しかし、それでも審査に落ちてしまったのであれば、別に問題があると考えられます。そこで次の章では、よくある落ちる理由と対策を紹介します。
審査に通らなかった時の原因と対策
万が一審査に通過しなかった場合でも、理由を教えてもらうことはできません。審査に通らなかった場合の理由として考えられることは何でしょうか。ここではいくつかの例を紹介します。
申込みブラックの可能性
金融機関で融資の審査を行う際は、必ず個人信用情報機関の情報を参照します。その際に「融資の申込をした」という事実が信用情報機関に一定期間記録されます。何回申込みをしているかどうかが分かる状態になっていますので、この回数があまりに多いと「申込みブラック」とみなされ融資を断られる可能性があります。
金融機関によりますが、一か月に3社以上申込みをしていると融資を受けられない可能性が高くなります。この情報は長くても半年で消去されますので、それが経過すれば審査に通る可能性があります。申込みブラックを防ぐためには、短い期間に複数の金融機関に申込みをしないよう心がけましょう。
他社借入額や件数が多すぎる
審査基準の章でもお伝えしましたが、他社借入額が年収の1/3以上ある、他社借入件数が4件以上あると通らない可能性があります。多重債務者になる可能性が高いと判断され、自己破産をされたら困る銀行は融資を断ります。
対策としては、他社借入額が多い場合は単純に借金を減らすことです。少しでも繰り上げ返済を行って総額を減らすことで、借金を1円でも少ない状態にしましょう。他社借入件数が多いなら、おまとめローンを利用するなどの対策で借金をまとめましょう。
事故情報があると融資を受けられない
前述のとおり、信用情報に延滞や自己破産などの異動情報があると融資を受けることができません。これらの情報は長くても5年(KSCの自己破産情報は10年)の間保管され、それを超えると消去されますので、一生融資を受けられないという訳ではありません。情報が消えた後なら審査に通る可能性があります。
審査に落ちるということは、銀行はあなたのことを「金融事故を起こしそうな人」と判断しているということです。少なくともいいイメージは持たれていないため、そもそもフリーローンの利用を諦めるか先に別の対策を行う必要があります。これらの対策を行っても落ちるようなら、身の丈に合っていない借金をしようとしていると自覚する必要があります。
フリーローンを選ぶ際のポイントとまとめ
フリーローンはまとまった金額を一度に借りることができる非常に便利なものです。中でもりそな銀行は扱っている種類が多く、様々な用途でお金を借りることができます。銀行ごとに特色があり、どれを選んでいいのかわからない人も多いかもしれません。そこで最後に、りそな銀行に限らずフリーローンを選ぶ際のポイントを紹介します。
融資までの日数
申込みから融資までにかかる日数は金融機関や審査状況によってバラバラです。審査の返答に一週間以上かかることも珍しくありません。早めにお金が必要な際は間に合わないかもしれません。申込みから融資までにかかる日数に気をつけましょう。
最近では、りそな銀行のように最短でその日のうちに審査の結果が分かり、融資まであまり日数がかからない銀行も増えています。
来店の必要
金融機関によっては、契約の際に必ず窓口に来店しなくてはいけない場合があります。審査状況によっては二回以上来店が必要になるケースも。平日に仕事をしている方は来店する時間がなかなかとれず、結果として融資までに日数がかかってしまうかもしれません。
そのため、申込みの際には来店の必要があるかどうかを確認するとよいでしょう。来店する時間がない、手間をかけたくないという方には、りそな銀行のようにwebで申込みが完結するフリーローンがおすすめです。
自分の用途にピッタリかどうか
例えば自分が海外旅行に行くお金を借りたいと思っているなら、旅行資金を借りれるローンを契約する必要があります。そのため、自分がどんな用途でお金を借りたくて、その用途に借りたお金を使っていいのかどうかを確認する必要があります。ピッタリのものが見つかれば、金利も安くお得に利用できます。
早く審査結果が知りたいならりそな銀行がおすすめ
フリーローンは融資までにかかる日数や手間が金融機関によってバラバラです。できるだけ早く結果が知りたい方、できるだけ来店せずに融資を受けたい方はりそな銀行がおすすめです。
りそな銀行(埼玉りそな銀行)とは?
りそな銀行は、2003年大和銀行とあさひ銀行の合併によって誕生した銀行です。旧あさひ銀行の埼玉県内の店舗は「埼玉りそな銀行」として経営を行っています。どちらの銀行も「りそなホールディングス」傘下の子会社であり、ATMなどの利用手数料は互いに自社扱いとなります。また、フリーローンなど金融商品も共通のものを扱っています。
全国に339店舗(2015年9月時点)を構える都市銀行ですが、他の都市銀行に比べると店舗数が少ないことが特徴です。東京都に116店舗、大阪府に113店舗と大都市に店舗が集中しており、四国地方は店舗外ATMのみの展開となっています。