西京銀行のおまとめローンの特徴解説
西京銀行は山口県に本店をおく地方銀行の一つです。西京銀行では7種類のフリーローンと6種類のカードローンがあります。おまとめローンとしておすすめなのが「さいきょうスマートローン」です。おまとめ専用というわけではないため使途は自由ですが、事業資金としては使用できません。おまとめローンとして利用する際は、他社に返済したことを証明する資料の提出が必要となるローンもあります。
利用対象年齢は20歳~75歳以下の方、もしくは完済時年齢が80歳以下である方です。
融資金額は10万円以上、500万円以内で、一万円単位での借り入れが可能です。
返済期間は6カ月以上、10年以内です。
気になる金利ですが、年7.0%、9.8%、12.6%の三種類があります。この金利は保証会社の審査によって異なってきます。また借り入れする際は、融資事務手数料として融資金額の1.08%と、さらに保障事務手数料が融資金額の1.08%必要です。
返済方式は元利均等毎月返済、またはボーナス返済併用です。元利均等毎月返済とは、返済額が元金プラス利息と毎月一定の返済額となる方式です。ボーナスでの返済金額は融資金額のうちの50%です。
さらに西京銀行には、借入金額の最高上限が300万円のONE・STYLEというフリーローンもあります。こちらもおまとめローンとして利用できます。ONE・STYLEは来店する必要がなく融資をうけられるので、6カ月以上7年以内の融資期間があります。融資利率は年12.6%です。
一本化したい借金の総額が300万円以下で、条件が合えば手軽に利用できるおすすめのローンです。
また西京銀行には使途が自由なフリーローンがこれらを合わせて5種類あるので、自分の現在の借金総額や返済能力に合わせて、自由にローンを選べるのが西京銀行の最大の特徴です。
西京銀行のおまとめローンはどんな人におすすめ?
西京銀行を利用している方
西京銀行のローンでは、すでに口座をもっていたり、住宅ローンや公共料金の支払いをしているという方は優遇サービスを受けられます。例えば金利を低くできるサービスもあります。また西京銀行の自動引落が利用できるため、返済も便利にできます。日常的に西京銀行を利用している人は、西京銀行で借金を一本化するのがおすすめです。
前年度の収入がないという方
西京銀行の「さいきょうゲットカードローン」なら、200万円までの借り入れなら前年度の収入証明書の提出が不要です。昨年働いていなくて収入証明がないという方でも申し込みが可能となっています。
勤続年数が短い方
おまとめローンを借り入れする際に多くの場合、審査基準となるのが勤続年数です。西京銀行のフリーローンの場合、安定した収入があれば勤続年数などの条件がありません。その為勤続年数が短いという方にもおすすめです。
主婦やアルバイトの方
主婦やアルバイトの方の場合は、ローンの借り入れができないところも多いのですが、西京銀行の場合は主婦やアルバイトの方でも利用できる「さいきょうカードローンチョットポケット」というカードローンがあります。このローンは最大300万円までの利用が可能となっています。
いろいろな選択肢の中から選びたいという方
西京銀行でおまとめローンを利用するなら、やはり金利を低く抑えることができるというのが一番のメリットです。西京銀行では用途に合わせてさまざまなローンが用意されています。ローンによっては条件を満たすことで優遇をうけることができるので、いろいろな種類のローンの中から自分にあったローンを選択できます。
西京銀行のおまとめローンの利用方法
利用するローンを決める
西京銀行のローンにはたくさんの種類があります。それぞれ、借り入れ条件などが異なりますので、まずは自分の借入総額を把握し、西京銀行のローンの中でどのローンが自分に適しているかを見極め、申し込みするローンを決めることが必要です。
仮審査に申し込む
仮審査の申込は、申込画面に必要事項を記入し送信するだけでOKです。簡単な入力で仮審査の申し込みが行えます。西京銀行の審査は比較的スピーディであり、仮審査を行うことでそれ以降の本契約の申し込みもスムーズに行いやすくなります。
審査結果が連絡される。
仮審査の結果が連絡され、仮審査に通ったら正式な申し込みを行います。
融資~一本化
西京銀行のカードローンを、おまとめローンとして申し込みしているので、まずは、現在借金をしている賃金業者に返済しましょう。西京銀行のスマートローンなどでは、他の賃金業者に返済したことを証明できる書類などが必要です。
返済を行う。
これで無事に借金の一本化は完了です。すべての借金は西京銀行にまとめられたので、あとは西京銀行に返済をしていきましょう。返済は計画的に行い、早期の借金返済を目指しましょう。
審査基準
西京銀行のフリーローンやカードローン審査は、他の金融機関と比較すると審査基準がゆるい方であると言われています。
安定した収入がある方
西京銀行のローン審査は、まずは安定した収入があるかどうかが大きな判断材料となります。毎月決まった収入がある方であれば、パートやアルバイトの方でも借り入れできるローンもあります。また専業主婦の方も配偶者の方が安定した収入をもっているのであれば、ローンの借り入れができるものもあります。
保証会社の保証が受けられる方
保証会社の保証が受けられるかどうかは審査にも大きく影響してきます。保証会社の保証が受けることができない場合は、当然ですが審査に通りません。また西京銀行の場合、保証会社の保証の内容によって金利が変わってくるローンもあります。
住んでいる地域も関係してくる
ローンの種類によっては、西京銀行の営業区域内でなければ借り入れすることができないものもあります。支店周辺でしか契約ができないローンの場合は、西京銀行のある山口県内に住んでいる方が対象となります。
申込時の年齢
西京銀行のローンは、すべてのローンで20歳以上でなければ借り入れできません。年齢の上限は65歳から75歳までのものがありますが、高齢になってくると100万円をこえる借り入れをすることができないなどの制限がかかってきます。
審査に通過する方法
安定した収入を得る
西京銀行のローンを利用する場合、重要なのが安定した収入があるかどうかです。正社員であれば問題はありませんし、契約社員や派遣社員、専業主婦であっても、毎月決まった収入があると見込まれれば借り入れできます。また学生や年金受給者でも安定した収入がある方は、借り入れできるローンがあります。
他社借入件数が少ないこと
西京銀行でおまとめローンを利用する際は、他社からの借入件数が少ないということも大きなポイントです。2件借りている人と4件から借りている人の場合、数の少ない人のほうが審査に通過しやすくなります。すでに3件以上の借り入れがある場合は審査に通らない可能性があります。少額の借金をいくつかまとめて、その後西京銀行のおまとめローンですべて一本化してしまいましょう。
自分の履歴をクリーンにしておく
審査に通過する上で、信用情報というのは大切なものです。過去に借入先でトラブルを起こしてしまっていたり、支払いが延滞している場合は、そういった情報もしっかりと参考にしますので、借り入れができない場合があるのです。事故情報と言うのは5年~10年保存されていますので、履歴に問題があればあるほど借り入れができなくなってしまいます。
勤続年数
西京銀行では審査が比較的ゆるくなっていますので、勤続年数が一年未満という方でも借り入れすることが可能です。ですが審査を有利に通過するのであれば、勤続年数が長いことにこしたことはありません。できれば最低でも1年以上勤続している方のほうが審査は通りやすくなります。
審査に通らない理由と対策
借入件数が3件以上の場合
西京銀行で借り入れをする際、現在の借入件数が3件以上あるという方は審査が厳しくなってしまう可能性があります。これは多重債務者として判断されてしまい、いろいろなところにお金を借りているという印象を与えてしまうからです。ですから借入件数が3件以上あるという方は、まずは借入件数を減らしてから審査をしてみてください。返済できれば一番良いのですが、先に違うローンをまとめておくといった方法をとってみるのも手です。
多重申込みをしている方
西京銀行のローンの申し込みの他に、同時期に他のローン会社に申し込みをしているという場合も審査に通らない理由の一つです。これは他のローン会社にも審査を依頼していることで、よほどお金に困っているのかという印象を与えてしまうためです。ですから融資の結果を知りたくて急いでいる場合でも、まずは審査が通るかどうかの結果がでるのを待ってから、次のローンへの審査を依頼するようにしましょう。
メリット・デメリット
メリット
◇いろいろなローンから選ぶことができる
西京銀行にはいろいろな方に向けたローンがあります。年齢幅の広さももちろんですが、雇用形態や年収などにもとらわれることなく借り入れできます。
また西京銀行において住宅ローンなどを利用しているという方は、金利がお得になるローンなどもあります。金利などはバラバラですが、自分にあったローンを選ぶことができるのも大きなメリットといえます。
◇金利が比較的低い
西京銀行のローンの金利は、比較的低いと言われています。金利が低くなるというのはおまとめローンを利用する上ではとても重要な点です。
◇審査が優しい方である
西京銀行は他の金融機関と比較すると、審査が比較的ゆるく審査に通りやすいと言われています。特に長年西京銀行で取引している方などであれば、条件が多少厳しくても審査に通る場合もあります。
◇申し込みの敷居が比較的低い
西京銀行のカードローン「チョットポケット」ではパートやアルバイト、学生や主婦、年金受給者でも申し込みがOKです。その為他のカードローンと比較してみると、申し込みする際の敷居が低いです。
◇提携ATMが多い
西京銀行の借り入れでは返済に使用できる提携ATMが多いです。コンビニのATMとの提携も多いので、返済や借り入れに不便を感じにくいです。
デメリット
◇審査に時間がかかるローンもある
審査から申し込みまで1週間ほどと、即日融資を魅力として売りに出している業者よりは時間がかかるローンもあります。そのため急いでいる方は早めに申し込みをすることをおすすめします。
◇口座の開設が必要
西京銀行では返済用に普通預金口座を開設しなければいけません。もちろん今まで普通預金口座を持っている方は何の問題もないのですが、新規で申し込みする際は口座開設が必須です。
おまとめローンを選ぶ際のポイント
西京銀行のおまとめローンを選ぶ際に一番重要視してほしいのが、現在支払っているローンよりも経済的にできるのかどうかという点です。
おまとめローンを利用したいとお考えの方は、いくつかのローンから比較して検討していると思います。おまとめローンは金利がバラバラなので計算方法が難しく、いまいちわからないことが多いのが現状です。
そんな時は西京銀行のホームページ上に、返済シミュレーションとして月々の返済額を計算できるものがありますので、それを利用してみましょう。そうすることで、現在借り入れをしている金額と、おまとめローンにした場合の金額のどちらが経済的なのかわかります。
そこでおまとめローンにしたほうが、総支払額が低くなるようであればぜひおまとめローンを選択してみましょう。
また、西京銀行の中でもさまざまな種類のローンがありますので、その中から自分にあったローンを賢く選びましょう。
西京銀行のおまとめローンにすることで、バラバラだった払込も一回で済みますし、毎月の返済もわかりやすくなり気持ちの面でも楽になります。
おまとめローンでスムーズに返済できれば、早めに借金を完済することも可能です。借入金額はしっかりと考慮し、現在の借金を完済するのに必要な金額だけを借り入れましょう。金利が安いからといって余裕を持たせて多めに借り入れをしてしまうと、その分返済するのが大変になってしまいますので、あくまでも返済を目的として利用することをおすすめします。
総量規制と西京銀行のおまとめローンの関係
西京銀行は銀行系のローンです。総量規制というのは消費者金融業者などに対し、債務者に貸付できる金額が年収の3分の1までにするという法律のことをいいます。これは悪質な貸付により自己破産などに追いやられてしまう債務者が多く、2010年に債務者を守る法律として新たに設けられたものです。
年収の3分の1の借り入れであれば、普段の生活を送っていても無理なく返済できると言われています。
この総量規制が適用されているのは消費者金融のみで、銀行などからの貸付では総量規制は対象外となっています。また消費者金融などでもおまとめ専用ローンがある場合には、債務者にとって一方的に有利になる、返済にのみ利用するローンという名目で例外です。
総量規制こそはありませんが、銀行の審査は大体が年収の2分の1までが与信枠となっています。ですからローンの申し込みをする場合でも、借り入れ希望額が大きすぎる場合は審査落ちてしまう可能性があるのです。あくまでも年収の半分のラインは超えることのないように審査を申し込みしていきましょう。