おまとめローンは三井住友銀行がおすすめ!
複数の金融機関から借りているお金を一本化して借り換える「おまとめローン」
毎月の返済が一度になりお金の管理を簡単にできるだけでなく、より金利の安いローンに借り換えることができれば返済総額をぐっと減らすことも可能です。
そのため、おまとめローンは消費者金融よりも金利の安い銀行を選びたいもの。
この記事では、三井住友銀行でお金を借りて借金を一本化する方法を紹介していきます。
- 三井住友銀行の口座がなくても使えるの?
- 審査基準や申し込み方法、返済方法は?
- 実際の金利はどのくらい?
この記事を読めば、上記のような疑問が解決するだけでなく、審査に通りやすくするための工夫も身につきます。
毎月複数のローン返済に追われて悩んでいる方や、今より低い金利のローンに借り換えたいと考えている方は、ぜひ当記事の内容を参考にしてみてください。お得な金利で借り入れを一本化し、すっきりした生活を目指しましょう!
三井住友銀行のおまとめローンにはどんな商品がある?
三井住友銀行で借金を一本化するなら、どのローンを利用すればいいのでしょうか?
三井住友銀行の公式サイトはカードローンやフリーローンの紹介ページがいくつもありますが、どれがおまとめローンとして利用できるのか明示されていないので分かりにくくなっています。
それもそのはずで、実は三井住友銀行ではおまとめローン専用の商品は取り扱っていません。けれどおまとめローンができないわけではなく、「三井住友銀行カードローン」をおまとめローンとして利用することができるようになっています。ちなみにフリーローンの方は規約上、おまとめローンとして利用することができません。
そのため、この記事では三井住友銀行カードローンを使って借金を一本化する方法を紹介していきます。
三井住友銀行カードローンの特徴
- 使い道が自由(おまとめローンも可!)
- 全国のコンビニATMでいつでも借り入れと返済ができる
- 銀行ならではの手厚いサポートで計画的な返済を目指せる
このように三井住友銀行のカードローンにはメリットがたくさんあり、おまとめローンとしても使い勝手が良く優秀です。
次章からは、三井住友銀行カードローンをおまとめローンとして使う際のくわしい金利や申し込み方法などを紹介していきます。
三井住友銀行おまとめローンの金利と限度額はいくら?
三井住友銀行おまとめローン(カードローン)の金利と限度額は以下の通りです。
金利 | 年4.0%~14.5% |
---|---|
限度額 | 10万円~800万円 |
金利に大きな幅がありますが、これは借入額によって適用される金利が変化するためです。
借入額が少ないほど金利は高く、借入額が多いほど金利は安くなります。例えば借入額が100万円以下なら12.0%~14.5%、借入額が700万円〜800万年なら4.0%~4.5%が適用金利となります。
ご契約極度額 | お借入利率 |
---|---|
100万円以下 | 年12.0%~14.5% |
100万円超200万円以下 | 年10.0%~12.0% |
200万円超300万円以下 | 年8.0%~10.0% |
300万円超400万円以下 | 年7.0%~8.0% |
400万円超500万円以下 | 年6.0%~7.0% |
500万円超600万円以下 | 年5.0%~6.0% |
600万円超700万円以下 | 年4.5%~5.0% |
700万円超800万円以下 | 年4.0%~4.5% |
※出典:三井住友銀行カードローン「カードローン 金利 ・ご契約極度額について」より
三井住友銀行カードローンの金利は他の銀行系カードローンと比べると同水準ですが、消費者金融に比べると低金利です。なお、各社のおまとめローン金利は以下の表をご覧下さい。
各社のおまとめローン比較表(2019年12月現在)
金融機関名 | おまとめローンの名称 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|---|
三井住友銀行 | カードローン | 4.0%~14.5% | 800万円 |
三菱UFJ銀行 | バンクイック | 1.8%〜14.6% | 500万円 |
みずほ銀行 | カードローン | 2.0%〜14.0% | 800万円 |
住信SBIネット銀行 | フリーローン | 3.775%~12.0% | 1,000万円 |
ろうきん(中央労金) | フリーローン | 5.825%〜6.325% | 500万円 |
アイフル | おまとめMAX | 3.0%~17.5% | 800万円 |
プロミス | おまとめローン | 6.3%~17.8% | 300万円 |
アプラス | フリーダムプラン | 10.80%~16.80% | 200万円 |
次章からは三井住友銀行おまとめローン(カードローン)の申し込み条件と利用方法を解説していきます。
三井住友銀行おまとめローンの申し込み条件と利用方法
ここでは三井住友銀行でおまとめローンに申し込むための条件と、その方法を紹介します。
申し込み条件
三井住友銀行のおまとめローン(カードローン)に申し込むには、以下の条件を満たしている必要があります。
- 20歳以上69歳以下であること
- 安定した収入があること
- 三井住友銀行指定の保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられること
上記のうち、2つめの「安定した収入があること」は、一般的に毎月1回以上の収入を2ヶ月以上連続で得ている状態を指します。そのため、パートやアルバイトをしていない専業主婦の方は三井住友銀行のカードローンに申し込むことができません。
また3つめの条件に関しては、過去にローンの返済が滞ったり自己破産をしたりした場合に保証を受けられなくなります。これまでの返済履歴(これを信用情報と呼びます)に問題がないか不安な人は申し込み前に信用情報機関で調べてみましょう。
信用情報を確認できる指定信用情報機関はこちら
申し込み方法
三井住友銀行おまとめローン(カードローン)は簡単な3ステップで申し込むことができます。
- パソコン、スマートフォンから申し込み
- 審査結果の通知と本人確認書類の提出
- 契約・融資
では、手順をくわしく解説していきましょう。
ステップ1.パソコン、スマートフォンから申し込み
まず、パソコンかスマホを使って公式サイトの所定ページに個人情報や借り入れ希望額などの必要事項を記入します。中でもオススメはスマホアプリで、三井住友銀行の口座を持っていなくてもネット完結で申し込みができるというメリットがあります。
ステップ2.審査結果の通知と本人確認書類の提出
申し込み時の情報をもとに審査が行われ、最短で翌営業日には電話またはメールで結果が伝えられます。
審査に通ったら、次は顔写真がついた本人確認ができる書類(運転免許証やパスポートなど)を提出します。これもアプリを使えば書類の写真をアップロードするだけで済み、封書を郵送する必要がないため時短になります。
なお、借り入れ額が50万円を超える場合は給与明細などの年収が確認できる書類もあわせて提出しなくてはいけません。
ステップ3.契約・融資
必要な書類を提出すれば正式に契約となり、すぐにATMなどから融資を受けることができます。さっそく引き出したお金でもとからあった複数のローンを完済し、借金を三井住友銀行に一本化しましょう。
次章からは三井住友銀行おまとめローン(カードローン)のメリットとデメリットを解説していきます。
三井住友銀行のおまとめローンのメリット3つ
三井住友銀行のおまとめローン(カードローン)には大手銀行ならではのメリットがあります。
- 全国のコンビニATMを手数料無料で使える
- カードローン専用のスマホアプリが便利
- 毎月の返済額は2,000円から
では、3つのメリットをくわしく見ていきましょう。
メリット1.全国のコンビニATMを手数料無料で使える
三井住友銀行はATMの提携先が多く、全国のローソン、セブンイレブン、ゆうちょ銀行などから手数料無料で利用できるのが特長です。おまとめローンの支払いもATMから簡単にできるので、計画的な返済に役立ちます。
メリット2.カードローン専用のスマホアプリが便利
三井住友銀行にはカードローン専用のスマホアプリが用意されています。
スマホアプリを使えば24時間365日いつでもおまとめローンの申し込みができ、必要な書類も写真データを送信することでその場で提出することが可能です。
また返済シミュレーションをしたり、近くの店舗やATMを検索したりと便利な機能が備わっています。
メリット3.毎月の返済額は2,000円から
三井住友銀行のカードローンは毎月の返済額が最低2,000円からと無理のない設定になっています。おまとめローンで複数のローンを一本化した後も、生活に余裕を持ちながら堅実に返済を続けていくことができます。
三井住友銀行のおまとめローンのデメリット2つ
三井住友銀行のおまとめローンにもデメリットがないわけではありません。以下の2点には注意しましょう。
- 審査が比較的厳しい
- 口座を持っていないと不便な点も
デメリット1.審査が比較的厳しい
消費者金融に比べると、三井住友銀行のカードローンは審査基準が厳しくなっています。
特におまとめローンとして利用を考えている方の場合、すでに複数の金融会社からお金を借りているため、審査がよりシビアになる点に注意が必要です。
デメリット2.口座を持っていないと不便な点も
三井住友銀行のカードローンは口座を持っていなくても申し込むことができますが、できれば事前に口座を開設しておくことをおすすめします。
三井住友銀行の口座を持っていないと、振り込みや引き落としはATMでしかできません。また、返済状況をホームページやアプリから確認することができないなど、おまとめローンを利用する上で不便な点があります。
次章では、三井住友銀行でおまとめローンを申し込む際の審査基準についてくわしく解説します。
三井住友銀行おまとめローンの審査基準は?
三井住友銀行でおまとめローン(カードローン)の審査では、以下の3項目が特に重視されます。
- 信用情報に問題がないか
- 安定した収入があるか
- 借り入れ希望額が年収の2分の1以下か
では3つの審査基準をくわしく見ていきましょう。
審査基準1.信用情報に問題がないか
これまでどれだけローンやクレジットカードを利用してきたか、遅延せずにきちんと返済ができているかといった過去の金融履歴は信用情報と呼ばれ、専門の情報機関に記録されています。
この信用情報に遅延などのマイナス要素があると審査に大きく響きます。過去の遅延をなかったことにすることはできませんが、少なくとも三井住友銀行のおまとめローンを利用する予定なら確実にローンの返済をしていくようにしましょう。
審査基準2.安定した収入があるか
おまとめローンの審査では安定した収入を得ているかどうかも重要なポイントです。
収入の安定性は「勤務先」「雇用形態」「勤続年数」など複数の基準をもとに総合的に判断されます。例えば勤務先が官公庁や上場企業であれば評価が高く、雇用形態も非正規や自営業に比べて正社員である方が有利に働きます。また、一般的に勤続年数が1年未満の場合は安定性が低いとされて審査が厳しくなる傾向にあります。
審査基準3.借り入れ希望額が年収の2分の1以下か
申し込み時に申請する借り入れ希望額も審査では重要なチェックポイントになります。一般的に、銀行系カードローンでは年収の2分の1まで借りることが可能と言われています。反対にこのラインを超えた金額を借りようとしても審査にはまず通りません。
ただし、年収の2分の1はあくまで目安で、実際には信用情報や収入の安定性もあわせて考慮されます。仮に年収が1,000万円あっても、転職が続いていたり、過去にローンの返済が滞っていたりすれば借り入れできる金額もダウンします。実際に借りられる金額はケースバイケースになることを念頭に置いておきましょう。
おまとめローンに申し込む際は自分にとって必要な金額のみを申請するのが重要です。「余裕を持たせたいから」などの理由で必要金額よりも大きな額を申請するのは賢明ではありません。
審査に落ちてしまっては元も子もありません。まずは審査に通るように審査基準を満たしているか、無理な借り入れではないかどうかを判断してから申込をするようにしましょう。
三井住友銀行おまとめローンの審査に通らない理由は?対策はある?
三井住友銀行のおまとめローン(カードローン)は比較的審査が厳しく、借り換えを希望したのに審査に落ちてしまったという人が少なくありません。そこでこの章では審査落ちのよくある理由とその対策について解説していきます。
審査に通らない理由1.収入が安定していない
雇用形態が正社員でない、勤続年数が短い、転職回数が多いなどの理由から収入に安定性がないと判断されて審査に落ちてしまうケースです。
対策:収入を安定させる努力をするか、消費者金融を検討する
現在アルバイトをしているなら正社員を目指したり、勤続年数が1年以上になるまで申し込みを待つといった対策がありますが、いずれもすぐに結果が出るものではありません。
毎月のローンの支払いがきついなどの理由からできるだけ早くおまとめローンに借り換えたい場合は、三井住友銀行ではなく、比較的審査のゆるい消費者金融のおまとめローンを検討するのも一つの手段です。
審査に通らない理由2.借り入れ件数が4社以上ある
一般的に、おまとめローンの審査は借り入れ件数が少ないほど有利になり、反対にたくさんの金融機関から借金をしていると審査落ちする可能性が高くなります。
特に借り入れ先が4件以上ある場合は融資を受けるのは厳しいと言われています。
対策:借入件数をできるだけ少なくしておく
消費者金融のおまとめローンで少額のローンをまとめたり、完済間近のローンは少し無理をしてでも返してしまったりといった方法で借入件数をできるだけ減らしておきましょう。
審査に通らない理由3.借り入れ希望額が大きすぎる
借り入れ希望金額は、おまとめローンの審査結果を大きく左右する大事なポイントです。希望額が大きくなってしまうとそれだけ審査が厳しくなり、審査自体にも時間がかかることが多くあります。
対策:現在の借り入れ状況を把握して、希望金額を最小限に抑える
複数の金融機関から借り入れをしていると、毎月の返済に追われて全体の状況が把握できなくなってしまうことがよくあります。三井住友銀行のおまとめローンで借り換えを考える前に、現在自分がどこの会社にどれだけ借り入れをしているのか、金利もあわせて確認しておきましょう。
その上で借り入れ希望額を現時点で必要最小限に留めることが重要です。一度おまとめローンの審査に通過すれば、後から融資額の増額を申請することもできます(ただしきちんと返済をしていることが条件で、さらに別途審査が必要になります)。
まずは最初の借入額を低く抑えておき、確実におまとめローンで借り換えできるようにしましょう。
次章では、三井住友銀行おまとめローンの返済方法を解説します。
三井住友銀行おまとめローンの返済方法は?
ここでは、三井住友銀行で借りたおまとめローン(カードローン)の返済方法を紹介します。
返済方法はATM・振込・口座振替の3つから選択
三井住友銀行おまとめローンの返済方法は以下の3種類から選ぶことができます。
ATM
返済期日までにATMへ出向き、自分でお金を振り込んで返済する方法です。
三井住友銀行のATMはもちろん、E-net、セブン銀行、ゆうちょ銀行、ローソン銀行の提携ATMを利用することができます。
振込
SMBCダイレクト(インターネットバンキング)を使い、返済期日までにカードローン口座へ振込をすることで返済する方法です。
三井住友銀行の口座とインターネット環境が必要ですが、いつでもどこからでも手軽に返済を行うことができます。
口座振替
返済期日になると指定口座から自動で引き落としされる返済方法です。
毎月自分で返済のための作業をする必要がなく、自動的に引き落としが行われるため、3つの返済方法の中で最も便利で確実な方法といえます。
返済日は5日・15日・25日・月末の4つから選択
三井住友銀行おまとめローンの返済日は以下の4つから選ぶことができます。
- 毎月5日
- 毎月15日
- 毎月25日
- 毎月月末
なお、指定の返済日に限らず、余裕ができればいつでも追加で返済することができます。
次の最終章では、三井住友銀行おまとめローンの基礎知識を分かりやすくまとめます。
まとめ
三井住友銀行のおまとめローンに関する基礎知識をまとめました。
- 三井住友銀行のカードローンはおまとめローンとして利用できる!
- 金利は年4.0%~14.5%、限度額は800万円
- メリットは大手銀行ならではの利便性と金利の低さ
- デメリットは審査の厳しさと、三井住友銀行の口座がないと不便な点
三井住友銀行のカードローンは低金利で使いやすく、おまとめローンとしても非常に優秀です。
審査の厳しさがネックですが、消費者金融系のおまとめローンを頼る前に一度利用を検討してみることをおすすめします。その際はぜひ、当サイトの情報をお役立てください。