おまとめローンは複数の借金をまとめて、返済の負担を楽にするためのものです。金利の低いローンに借り換えることで余計な利息を減らせるというメリットがありますが、気になるのは審査に通るかどうかです。
多重債務者を減らすための救済措置とも言えるローンなので、審査は当然甘いと期待をしてしまいます。しかし実際はその逆で、おまとめローンの審査は一般的なカードローンより厳しいのです。
でも心配することはありません。審査の仕組みをしっかり理解し、きちんと手順通りに申込みをすれば、審査に通る確率はグッと上がります。
この記事は、おまとめローンの審査に通過するために知っておきたい情報をわかりやすく解説していきます。
審査の甘いおまとめローンはない理由
冒頭で説明した通り、審査が甘いおまとめローンはありません。金融機関ごとに審査の通りやすさに若干の違いはありますが、それでも全体的に厳しいのが一般的です。
おまとめローンの審査が厳しいと言われている理由は主に下記の2つです。
理由1 | そもそも一本化を検討している時点で多重債務者である |
---|---|
理由2 | 普通のカードローンより高額融資になる |
借金の一本化をするということは、既に数社から借り入れをしている状態です。それをまとめるということは、それなりに高額な融資になることは明白です。その上申込者は借金に苦しむ多重債務者であることから、いい条件は1つもありません。
こうしたことから、一般的に審査に通りやすいと言われている消費者金融でさえ、通過率は50%以下です。これは他のローンも含めた数字ですが、お金を借りようとした人の半分は落ちていることが分かります。そう考えると、審査が「甘い」という認識は間違っているのです。
審査に通る人と通らない人の違い
金融機関もむやみに審査を厳しくしているわけではありません。審査に落ちる人というのは、生活に余裕もなく、すでに多重債務で生活が破綻しかけてからおまとめローンに申し込むのです。つまり崖っぷちの状態になってからお金を借りようとするため、金融機関としてはリスク回避のために融資を断っているのです。
逆に審査に通る人というのは、「このままでは危ない」とわかった時点で、余裕を持って申込みをします。金利の低いおまとめローンに借り換えることで再建できる可能性がある状態なので、金融機関も審査に通過させてくれるのです。
ポイントは多重債務に陥る前に申込みをすること
おまとめローンの審査は甘いとは言えませんが、逆にすごく厳しいというわけでもありません。ポイントは、多重債務で生活が破綻する前に申し込むこと。もちろんすべての人が借りられるようになるわけではありませんが、借りられる可能性は上げることができます。これからそのための方法について説明していきます。
審査のチェックポイントを知っておくと通りやすい
借金の一本化を成功させるために一番大事なのは、銀行や消費者金融が審査の際に何をチェックしておくかを知っておくこと。それさえわかっていれば、その部分を対策することでかなり違いが出てきます。
融資可否の基準は金融機関によって変わりますが、チェック項目はどの金融機関でもそれほど違いはありません。チェックされる項目は、申込用紙に記入するすべての内容です。軽視していい項目は一つもないので、入力した内容はすべて影響すると考えてください。
その中でも特に重要なチェックポイントが下記6点です。
ポイント1 | 勤務先 |
---|---|
ポイント2 | 勤続年数 |
ポイント3 | 年収 |
ポイント4 | 他社借入件数 |
ポイント5 | 他社借入総額 |
ポイント6 | 金融事故歴の有無 |
ポイント1.勤務先
勤務先はこれからも安定して収入を得られるかどうかを判断する大事な材料です。規模が大きい企業に勤めている方が、当然審査が甘いと言えます。中でも「公務員はお金を借りやすい」と言われるのはそのためです。
安定した収入があることは、やはりお金を貸す側としては安心材料です。派遣社員や個人事業主のような安定した収入が約束されていない人は、金融機関としてはできればお金を貸したくない相手となるわけです。
ポイント2.勤続年数
次に重要なのが勤続年数です。その会社で働いている期間が長ければ長い方が、今後も退職する心配がないと判断されます。新入社員でも中途採用でも、入社1年間は会社を辞めてしまう可能性が高くなるため、おまとめローンの審査でも厳しくチェックされます。何年以上勤めていればいいという明確な基準はありませんが、やはり1年未満の場合は簡単には融資してもらえません。
ポイント3.年収
年収は多いほど審査が甘いと言われますが、実は年収はそれほど重要ではありません。年収と他社借入総額のバランスが重要で、借金が1,000万円あって年収が200万円だとすると、これは完全に破綻している状態です。これは極端な例ですが、収入と借金のバランスは審査で重視されるポイントのひとつです。
ポイント4.他社借入件数
他社借入件数が多い場合は、深刻な多重債務者と判断されます。すぐに返済が滞り、任意整理などの債務整理をされる確率が高くなると考えられてしまいます。そのため、多重債務者を救うおまとめローンであっても、金融機関は融資を断わる可能性があります。
ポイント5.他社借入総額
他社借入件数と並んで大事なのが「他社からいくら借り入れをしているか」という点。年収に対してオーバーすぎる借金があれば、借り換えをしても返済が滞ることは明白です。年収を超える借金がある場合は、審査はかなり厳しいものになるでしょう。
<ポイント6.金融事故歴の有無
過去に支払いの滞納や遅延などの金融事故を起こしている人はブラックリストに載っている状態ですので、こちらも融資を断られる可能性がかなり高くなります。
審査はこれらの情報を確認しながら、「借り換えてもきちんと返済できるかどうか」をチェックします。安定した収入が長期間あることが、審査に通る一番のポイントと言えます。どういう状態が審査に通りやすいのかがわかったところで、審査に通りやすくするためのコツを紹介していきます。
おまとめローンの審査に通りやすくする2つのコツ
審査のチェックポイントがわかったら、そこを「金融機関にとって審査を通しやすい状況」にしてあげることで通過の可能性が格段に上がります。
審査項目についてはすでに紹介したので、本章では自分のマイナスポイントを改善しておまとめローンを借りやすくするコツを紹介します。
勤続年数を延ばすコツ
例えば勤続年数が11ヶ月の場合は1ヶ月ガマンして、翌月に審査を受けた方が借金の一本化に成功する可能性が高くなります。たった1ヶ月くらいで変わるわけないと思うかもしれませんが、勤続年数のような数字は曖昧さがないため、定められた基準をクリアしていないとそれだけで落ちる可能性があります。在籍11ヶ月と在籍1年では大きな差があります。
他社借入件数を減らすコツ
他社借入件数は3社以内にしておくと通りやすくなります。あと数万円で終わってしまいそうなカードローンやクレジットカードのリボ払いは、少し無理して終わらせてしまいましょう。
また、残りが50万円以下のカードローンがいくつかある場合は、金利が高かったとしても消費者金融のおまとめローンでまとめてしまうという手もあります。
こうして地道に他社借入件数を減らしたら、満を持して低金利な銀行のおまとめローンに申し込みましょう。
マイナスポイントを改善してから次の審査に移る
1社目の審査に落ちた段階で、自分のどこがマイナス評価されたのかをしっかり考えるようにしてください。落ちるには必ず理由があります。ただし、ときどき書類の記載ミスなどでお金を借りられなくなるような人がいます。
勤務先の電話番号が間違っていたり、他社借入金額の桁が一桁違うなどのケアレスミスをしたりして、借りられないようなことが実際に起きていますので、申し込みをするときは記載ミスがないか何度も確認してから申し込みをするようにしてください。
銀行と消費者金融なら審査に通りやすいのは「消費者金融」
審査に通過するコツを知っていたとしても、「審査が甘い金融機関に申し込んだ方がより借りられる可能性が高まるのでは」と考える人もいるはず。ネット上ではよく「銀行のは審査は厳しく、消費者金融は甘い」というような情報が掲載されています。
この2つを比較すると、消費者金融の方が審査に通過しやすいというのは事実です。ただし、すでに述べたように消費者金融でも半分は融資を断られているのも事実。消費者金融が甘いというようなことはありません。
消費者金融の審査の方が通りやすい理由
それではなぜ、「消費者金融の審査が甘い」と言われているのでしょう。その理由は銀行の審査が消費者金融よりも厳しいため、相対的に消費者金融のほうが借りやすくなっているから。銀行は金利が低く、お金を貸付けしたときの利益があまりありません。そのため金融事故が起きにくいように貸し出す人を極限まで絞り込みます。
その結果として、より厳しい審査を行うのです。消費者金融は金利を高めに設定していますので、銀行よりはお金を返せない人が多くても利益を出すことができます。
金利と融資難易度のバランスは、各消費者金融の過去のノウハウにもとづいています。その基準を私たちが知ることはできませんが、過去に利用した人たちの結果から、「消費者金融のほうが借りやすい」と言われているに過ぎないのです。
銀行はできるだけリスクを小さくして利益を出し、消費者金融はできるだけリスクを取って利益を出します。その方向性の違いから、銀行よりも消費者金融のほうがお金を借りやすいという結果につながっています。
ただし繰り返しになりますが、消費者金融が甘いということではありません。審査はきちんと行われますので注意してください。
審査に通りやすいおまとめローンを探す方法
ここまでの情報をまとめると、高額融資になりがちなおまとめローンは、審査が厳しいということが分かりました。「甘い」というのは銀行と消費者金融の審査基準を比較したときの話に過ぎません。
とはいえ、審査に通りやすいおまとめローンを探す方法はいくつかあるので、ここではその方法を紹介します。
審査に通りやすいおまとめローンを探す方法
方法1 | 金利が高いものを選ぶ |
---|---|
方法2 | カードローンではなく「おまとめ専用ローン」を選ぶ |
方法3 | ろうきんなどの非営利目的の金融機関を選ぶ |
方法4 | すでに借金をしている金融機関に相談する |
方法1.金利が高いものを選ぶ
前章でもカンタンに説明しましたが、金利が高い方が審査に通りやすい傾向にあります。金利が高い金融機関の方が、貸し倒れた時の損失の回収が容易です。
- 金利が高い:金融機関の利益は多いが利用者のメリットは少ない=「審査が通りやすい」
- 金利が低い:金融機関の利益が少ないが利用者のメリットは大きい=「審査が通りにくい」
このように覚えておくと良いでしょう。
おまとめローンを比較した時に、利用者にとってメリットが大きいのは低金利な方です。その分審査が厳しいというのは当然と言えます。おまとめローンを探すときは、まずは金利をチェックしましょう。
方法2.カードローンではなく「おまとめ専用ローン」を選ぶ
消費者金融はカードローンで借金を一本化することはできません。これは総量規制が関係しているからですが、銀行は総量規制対象外なのでカードローンで借金を一本化することが可能です。
しかしカードローンを提供している銀行が「おまとめローンに利用して良い」と公表していない限り、審査は通りにくくなります。おまとめ専用のローンを契約するか、カードローンをおまとめ利用しても良いとしている銀行を探すようにしましょう。
主要銀行と消費者金融のおまとめローン対応表
金融機関名 | おまとめローンの有無 | 備考 |
---|---|---|
三井住友銀行 | △ | フリーローンでおまとめOK |
三菱UFJ銀行 | ☓ | カードローンで利用できる記載なし |
みずほ銀行 | ☓ | カードローンで利用できる記載なし |
りそな銀行 | △ | フリーローンでおまとめOK |
埼玉りそな銀行 | △ | フリーローンでおまとめOK |
ジャパンネット銀行 | △ | ネットキャッシングでおまとめOK |
楽天銀行 | △ | 不動産担保ローンでおまとめOK |
住信SBIネット銀行 | △ | フリーローンでおまとめOK |
東京スター銀行 | ◯ | おまとめ専用ローン有り |
イオン銀行 | △ | フリーローンでおまとめOK |
横浜銀行 | △ | フリーローンでおまとめOK |
アコム | ◯ | おまとめ専用ローン有り |
アイフル | ◯ | おまとめ専用ローン有り |
プロミス | ◯ | おまとめ専用ローン有り |
レイクALSA | ☓ | |
SMBCモビット (三井住友カード提供) |
☓ |
主要な金融機関のおまとめローン対応状況は上記の表の通りです。「おまとめ専用ローンを用意している」または「他のローンで代用可能」となっている金融機関の方が、審査が通りやすくなっています。
方法3.ろうきんなどの非営利目的の金融機関を選ぶ
ろうきんは非営利目的の金融機関なので、審査の基準が銀行や消費者金融と若干異なります。基本的な審査は銀行や消費者金融より厳しいのですが、審査基準が違えば通りやすくなる人もいるはずです。
ろうきんは全国にあるため、住んでいる地域の労金としか契約できません。事前にお住まいの地域のろうきんがおまとめローンに対応しているかどうかを確認しておきましょう。
金融機関名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
東北労働金庫 | 500万円 | 年6.425%または8.375% |
新潟県労働金庫 | 300万円 | 年6.3% |
中央労働金庫 | 500万円 | 年3.875%〜8.475% |
近畿労働金庫 | 1,000万円 | 年3.7%〜4.5% |
四国労働金庫 | 500万円 | 年5.1〜現在の借入金利の半分 |
中国労働金庫 | 2,000万円 | 年2.50〜5.00% |
全国にあるろうきんの中でも、おまとめローンを提供しているのは上記の6つ。他のろうきんでも、カードローンやフリーローンで代用できる可能性もあります。
方法4.すでに借金をしている金融機関に相談する
すでに借りている金融機関に、「他社でも借りているので全て一本化したい」と相談するのも一つの手です。新しい金融機関に申込みをするより、すでに契約している金融機関の限度額を上げてもらう方が、審査に通りやすいのです。
審査基準の中でも大事なのが、過去の返済が滞りなく行われているかどうかということ。それを一番わかっているのは、現在契約している金融機関です。つまり、今まで返済を遅延や滞納していなければそれだけ審査が通りやすくなるのです。
審査が甘いおまとめローンはありませんが、上記の方法を使えば審査に通りやすいおまとめローンを探すことができます。審査に通りやすいと言われている中でも、申し込む順番があるので次章はその点を詳しく説明します。
審査を受けるならまずは銀行がおすすめ
実際におまとめローンを利用するときは、どのような金融機関で申し込みをすべきなのでしょう。実はこれにもちょっとしたコツがあります。何も知らずに片っ端から申し込みをしている人がいますが、これは絶対にNGです。
ポイント:チャンスは3回
どんなローンであっても、審査を受けられるチャンスは3回と覚えておきましょう。1ヶ月に4社以上に申し込むと、申し込みブラックと呼ばれるものに登録され、半年間は審査が受けられなくなります。そのため、戦略的に申し込みを行う必要があるのです。
回数に限度があると、落ちると不安になるためいきなり審査の通りやすいとされる消費者金融で申し込みをする人がいますが、この場合は金利が高くなるため、借金の総返済額が増えてしまう可能性があります。
まずは銀行カードローンにチャレンジする
チャンスは3回あるので、まずは金利の低い銀行のカードローンから申し込みを行いましょう。1社目の審査に落ちてもまだ2社分残っているのですから心配する必要はありません。できれば1社目に落ちても2社目も銀行のカードローンの申し込みをしたいところですが、落ちた理由に思い当たる節がある場合は、消費者金融のおまとめ専用ローンに切り替えるという選択肢もあります。
いずれにしても最初は条件のいい金融機関を選び、そこから段階的に条件の悪い金融機関へと切り替えていくことで、審査に通りやすくするのがおまとめローンを選ぶ一般的な方法です。
おまとめローンの審査に落ちてしまったときの3つの対処法
あらゆる対策を講じても、必ずしも全員が審査に通るとは限りません。万が一審査に落ちてしまったときどうするか、すぐに試したい対処法を3つ紹介します。
対処法1.有担保ローンに申し込む
もし家や車などの資産になるものがある場合は、それらを担保にしてお金を借りることができます。本当に切羽詰まっているのであれば、担保にするのではなく売却することも検討してもらいたいのですが、車はともかく家は簡単に売却できませんよね。
資産価値があるものはそれを担保にお金を借りることができますので、銀行の窓口などで相談してみましょう。もちろんその返済ができなくなると、資産の売却をされてしまいますが、そのまま借金の返済ができなくなっても結果は同じです。少しだけ猶予をもらえると考えて、担保型のローンの申込みをしてみましょう。
対処法2.そのまま払い続ける
おまとめローンに失敗しても、現在の借金を問題なく返せているようなら、しばらく現状維持にとどめておくのも手です。複数の金融業者に借金を返済する状態がしばらく続きますが、次の審査が行える半年後までは我慢しましょう。
無事に半年経ったら、もう一度おまとめローンの申し込みをしましょう。
対処法3.債務整理を検討する
資産もなく、現状維持も難しいという場合は債務整理を検討しましょう。自己破産までいかなくても、任意整理などの比較的軽い債務整理もあります。
自分でできることはほとんどありませんので、借金問題に詳しい弁護士事務所に相談しましょう。
弁護士に相談するのは早ければ早いほど解決のための選択肢が広がります。もうダメだと思ってから駆け込むのではなく、そろそろ危ないかもと感じた時点で相談するようにしてください。
「審査が甘い」という言葉に注意
最後に気をつけたいのが、「うちは審査が甘いから」という誘い文句です。しつこいようですが、審査が甘い金融機関なんてありません。ほぼ間違いなく詐欺、もしくはヤミ金融の誘いですので、甘い言葉に乗らないようにしてください。
そのような誘いでお金を借りられることはまずありません。「保証金が必要」と言われて、お金を振り込んだらそのまま連絡なく消えてしまうようなケースから、もっと複雑に手の込んだ詐欺までいくつもの「おまとめローン詐欺」が発生しています。
騙されないためには、お金を貸しますよと近づいてくる人を信用しないことです。金融機関がそれぞれのノウハウによってお金を貸せない人と判断した人に対してお金を融資するというのは、冷静に考えればおかしなことだと気づくはずです。
聞いたことのない会社に勧誘されたと思ったときは、金融庁の「登録貸金業者情報検索入力ページ」を使って正規の金融機関かどうかを検索しましょう。ここで検索して情報が出てこなければ、違法な営業を行っているヤミ金の可能性が大きいです。
※引用:金融庁「登録貸金業者情報検索サービスご利用上の注意]より
不安な人は、テレビCMでよく見かける金融機関を利用しましょう。どれだけ低金利であっても、怪しい金融機関でお金を借りるのは危険です。
まとめ
- 審査が甘いおまとめローンはない
- 審査基準を知っておくと審査には通りやすくなる
- 審査に通りやすい金融機関の特徴を知っておくことが大事
- 銀行は低金利で審査が厳しい、消費者金融は金利が高く審査が通りやすい
- 審査に落ちても怪しい会社からは絶対にお金を借りない
金融機関は長い営業経験の中で、お金を貸すための判断基準を蓄積し続けています。独自の基準を設け、貸したお金がきちんと返ってくるシステムを構築しているのです。
各社の審査基準が明確にされていない上、各社独自のノウハウを持っているから「あそこの審査は厳しい、甘い」という噂が出回るのです。
ただし、銀行よりも消費者金融のほうがお金を借りやすいという傾向はあります。銀行はできるだけリスクを減らそうとするため、審査の基準が厳しくなるのに対して、消費者金融はリスクを取って顧客を増やそうとしますので、銀行よりはお金を借りやすくなるというわけです。
このように「審査に通過できる確率が高い業者を探す」、「審査に通りやすい状況を作り出す」ということが大事です。この記事に書かれている方法を試すだけで、審査に対するハードルはかなり低くなるはずです。
人によって審査の通りやすさが違うため、3回のチャンスを活かして自分にピッタリのおまとめローンを探しましょう。うまく一本化できれば、借金の総額が減って返済が楽になることは間違いありません。